江戸時代にタイムスリップ?ー時代劇の似合う町・近江八幡ー
滋賀県近江八幡(おうみはちまん)市。滋賀県の中央部、琵琶湖に面する人口8万人ほどの城下町です。八幡山城(はちまんやまじょう)は、豊臣秀吉、豊臣秀次の手により1585年(天正13年)に築城。しかし、わずか10年で廃城となり、残された城下町は近江商人の町として栄えてきました。
その八幡山城跡へは、八幡山ロープウェイで簡単に登ることができます。標高差157m。料金は大人1人、往復880円。
山頂の城跡には、瑞龍寺(ずいりゅうじ)が建っており、散策コースとなっています。
琵琶湖を見渡すことができました。
琵琶湖を望む、八幡山でした。
で、終わりではなく、ふもとの城下町、近江八幡へ向かいます。近江八幡の市街地は、江戸時代の雰囲気を色濃く残しており、時代劇の撮影に実際に使われたことも。特に、この八幡山に近い「八幡伝統的建造物群保存地区」は、一見の価値あり。
見えてきたのは、日牟禮八幡宮(ひむれはちまんぐう)です。4月14日、15日の八幡まつりを控え(撮影日4月12日)、大松明の準備が進んでいました。
大松明の高さは、約10m。クレーンで吊り上げ、迫力の大きさです。
日牟禮八幡宮(ひむれはちまんぐう)は、大変古い歴史を伝える古社で、八幡伝統的建造物群保存地区内に鎮座しています。
祭神は、誉田別尊(ほんたわけのみこと)、息長足姫尊(おきながたらしひめのみこと)、比賣神(ひめかみ)。参拝していきます。
そして八幡伝統的建造物群保存地区へ。江戸時代のような、街並みが迎えてくれました。
八幡堀には、観光遊覧船も。この運河が、町の発展を支えたとも言われています。
そして散りゆく桜と八幡堀・・・
って、何か江戸時代のような人の姿が・・・
こちらにも、まさかの登場。
実は4月12日は、「時代劇の似合う町-近江八幡-」として、武者、町人、商人、町娘、ソバ売り、等々に扮した40名ほどの方々が、町中に散り、雰囲気を盛り上げるイベントを開催。本当に江戸時代にタイムスリップしたような感じで、大変面白い取り組みですね。
ポン菓子を売る、苗村肥料店。ここで、実際に撮影された時代劇の紹介などをして頂けました。撮影は映画村だけでは、ないんですね。
★↓写真をクリックすると、拡大表示します↓★
こちらは、和食、喜兵衛。
扮装した方々で、記念撮影。今回、扮装した方々は、この日のために有志で参加された一般の方がほとんどとのことで、江戸時代風の言葉遣いには少々難(?)もあったりしますが、それもご愛嬌。観光客との記念撮影や、道案内など、観光案内もしてもらえます。
そして町の一角では、無料で寸劇も。
見事な立ち回りに、歓声と拍手が沸いていました。
昔の面影を今に伝える、八幡堀。
ここには、確かに江戸時代の情景が、そのまま残されていました。
見事なタイムスリップ、江戸時代気分満点の近江八幡でした^^
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