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2015年3月15日 (日曜日)

3月3日は、ひな祭り-桃の節句と雛人形-

1月はいぬ(行く)、2月は逃げる、3月は去ると申しますが、早いもので気付けばもう3月となりました。寒暖の差も大きくなってくる頃ですが、今年はまだ寒い日が多いような気がします。

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いきなりですが、この写真は先日2月28日、日没の頃の写真です。さっそくですが、右側の雲付近に注目。うっすらと虹のような色が付いているのが確認できます。まるで縦の虹のように見えます。

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望遠で拡大したものが、こちら。淡い光のため、ちょっと変わった虹にしか見えませんが、これは「幻日」という大変珍しい現象。光が強くなると、もう1つ太陽が輝いているように見えてきます。上空の空気が非常に冷たく、大気中の氷の粒が一定の方向に揃った時のみ、それに反射した太陽の光が輝いて見える現象。

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と、大変珍しい幻日の話題で、タイトルからいきなり脱線しましたが、続いて3月3日は「ひな祭り」・・・こちらは、ご家庭で飾られている雛人形です。今回は、神戸市東灘区在住のY.O.さんのご協力によりお送りしたいと思います。

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3月3日は桃の節句と呼ばれ、女の子の成長を祈る行事として定着しています。こちらは七段飾りの雛人形ですが、上部の三段は、こんな感じ。

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最上部の2人は、お内裏様(内裏雛)です。勘違いしそうですが、内裏雛(だいりびな)とは、天皇、皇后の1対を表すものであり、決して男雛だけを意味する言葉ではありません。童謡「うれしいひなまつり」の歌詞に「お内裏様とお雛様・・・」とありますが、これは誤りなんですね・・・。

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ということで、内裏雛(女雛)です。この配置は、現在の結婚式の新郎新婦と同じであり、向かって左側が男雛、右側が女雛。しかし、元々日本では「左が上位」、つまり向かって右側が上位であったことから、向かって右側に男雛を飾る風習も残っています。京都では、今でも男雛は右側に飾られることが多く、また古式で飾りたい場合も、同様となります。

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そして、お内裏様の一段下にいるのが、三人官女です。向かって左側が、銚子。

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向かって右側は、長柄銚子です。

★↓写真をクリックすると拡大表示します↓★

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そして中央は、中央座り。こちらが女官長であり、この人形だけ、お歯黒で眉も剃っています。他の2人と違い、既婚の証とも言えそうですが、既婚かどうかより、ある程度の年齢に達している証、と見る場合もあります。人形とは言え、設定が細かいですね。

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そして三人官女の下は、五人囃子(ごにんばやし)です。これは、能の囃子と同じで、左から太鼓(たいこ)、大鼓(おおかわ)、小鼓(こかわ)と続きます。

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そして左から4番目が笛(ふえ)、そして一番右が謡(うたい)となります。この五人囃子の下、左右に武器を持って立っているのが、随臣(武官)であり、一般に右大臣・左大臣と呼ばれています。右と左がややこしいですが、向かって左が「右大臣」、向かって右が「左大臣」であり、基本的に左の方が格が高いので、向かって右の左大臣に、年配の方を飾ると良いと思います。(※写真の配置は反対でした・・・※)

★↓写真をクリックすると拡大表示します↓★

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節句は宮中行事の節会(せちえ)が起源と言われており、3月3日は穢れを払う「上巳の節会」が行なわれる日でした。それが無病息災を祈る「雛流し」につながり、江戸時代に、ほぼ現在の形が完成したと言われています。

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そして右大臣、左大臣の下にいるのは、仕丁(じちょう)です。この3人については、一般型と京都風の2つのパターンに分かれます。一般型は、雨傘、日傘と沓台(くつだい)を持っていますが、京都風は箒(ほうき)、熊手(くまで)、ちりとりとなっています。

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写真は「ちりとり」です。この雛人形は京都風ですね。

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そして仕丁の左右には、植物が。こちらは、向かって左側にある「右近の橘」。

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向かって右側は「左近の桜」です。そして、これらは実際に京都御所にあるもの。

★参考写真★

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こちらが、本物の「左近の桜」です。向こうに「右近の橘」も見えています。京都御所は、春と秋に一般公開がありますので、その時なら見学可能。雛飾りの風習と、宮中行事には、深い関係があることが分かりますね。

★↓京都御所の一般公開の模様は、こちらをどうぞ↓★

2010年京都御所 春の一般公開

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お雛道具もいろいろ。こちらは牛車(ぎっしゃ)です。

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その他、茶の湯に使用する「台子」や、火鉢など。火鉢は足のついた「台火鉢」となっています。細かな道具まで、丁寧に作られていますね。

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そして、雛人形を彩る赤い毛氈(もうせん)と、裾の美しい繧繝(うんげん)模様も、見ておきたいポイント。 

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伝統の詰まった、奥深い「雛人形」と節句の歴史。ご協力頂きましたY.O.様ほか、関係の皆様方、本当にありがとうございました。この場を借りまして、お礼申し上げます。

女の子の健やかな成長を祈り、そして祝う桃の節句、3月3日のひな祭りでした。

★同時期の神戸の風物詩、いかなごのくぎ煮は、こちらをどうぞ★

神戸に春を告げる風物詩-いかなごのくぎ煮(レシピ付)-

★神戸の話題は、こちらをどうぞ★

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