岡山県の日生(ひなせ)から小豆島へ-瀬戸内海観光汽船-
7月21日、関西は梅雨明けが発表されましたが、今年は梅雨前線が停滞するような雨は、非常に少なく、晴れた日の多い梅雨となってしまいました。7月20日も山沿いの各地で雷雨となったものの、瀬戸内海付近は晴れ。暑い夏のような1日、岡山県の日生へと向かいました。
こちらは、岡山県の備前市にある日生(ひなせ)港です。JR赤穂線の日生(ひなせ)駅から目の前、すぐにあり、ここから瀬戸内海に浮かぶ小豆島まで、瀬戸内観光汽船のフェリーが出ています。
そして、出航。山が海に迫る、狭い日生の町が見えました。2005年に備前市に合併するまでは和気郡日生町となっており、日生の「かきおこ」はB級グルメとして全国的にも有名。
★近くの山、夕立受山と国宝、閑谷学校は、こちらをどうぞ★
岡山100名山、夕立受山(209m)と晩秋の閑谷学校-岡山県備前市-
そして左手には、沖に浮かぶ鹿久居島へとつながる、建設中の日生大橋が見えました。もうすぐつながりそうな状態で、2015年の完成を目指して工事が進められています。
続いて見えてきたのは、鹿久居島と頭島を結ぶ頭島大橋。頭島は人も住んでいる島なので、日生大橋が完成すれば、日生へと簡単に出ることが可能となります。ただ途中にある鹿久居島は、その名の通り野生の鹿が大変多く生息する島で、橋を渡って、移動することが心配されています。現に頭島では、橋が出来てから、夜な夜な出没するようになった鹿に悩まされ始めているそうで、思わぬ架橋効果となってしまいました。
船内は、お客さんも少なく、落ち着いた雰囲気。
小さな売店もあります。
船の車窓(?)を流れていく、瀬戸の島々。
日生の町が次第に小さくなっていきました。
小豆島までの所要時間は1時間~1時間10分。小豆島へは、新岡山港、宇野港、高松港、姫路港、そして神戸港などからの船便がありますが、ここ日生港からの便が、最短コースとなっています。
日生諸島の海域を抜けると、急に島は少なくなり、広い海原を一路小豆島へ。進行方向に小豆島の山並みが見えてきました。
小豆島は、瀬戸内海に2番目に大きな島で、最高標高も800m以上となるため、自然豊かな景観が特徴です。近付くと、次第に、その急峻な山並みがはっきり見えてきました。
そして小豆島大部港に到着。桟橋(正面右側)も小さく、本当に最低限の接岸施設しかありません。新岡山港や高松港からのフェリーは、主に土庄港へ着きますが、各地からの船便は、小豆島島内で港が、複数に分かれています。
小さな船旅、日生港から小豆島(大部港)でした。
そして、大部港からは小豆島島内を移動。快適なシーサイドコースです。
非常に大規模な、採石場も見えました。
もはや夏本番のような天気。この記事は、次回へと続きます。
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小豆島(坂手港)から神戸港へ-イベントを結ぶジャンボフェリー-
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