神戸初入港の豪華客船「ダイヤモンドプリンセス」-出迎え・見送りのポートターミナル-
2014年4月13日、日曜日。神戸にイギリスの豪華客船「ダイヤモンドプリンセス」が初入港しました。「ダイヤモンドプリンセス」号は11万6,000トンで、日本で建造された最大の客船。三菱重工業長崎造船所で建造中(2002年)に火災が発生し、大きなニュースにもなりました。この火災のため、当時姉妹船として建設していた「サファイアプリンセス」を急遽「ダイヤモンドプリンセス」として完成させ、火災が発生した方を「サファイアプリンセス」として、かなり遅れて完成させた経緯があります。どちらにしても、日本への帰郷、そして神戸への初入港とあって、ポートターミナルは、多くの見物の人で賑わいました。
ということで、神戸大橋を望む第四突堤、正午過ぎのポートターミナルです。ダイヤモンドプリンセスの入港は午後2時。見物の人たちが、次第に集まり始めていました。
港内には警備艇の姿も。入港への緊張感が高まってきます。
ターミナルには、国際信号旗UW旗(ご安航を祈る意)を掲げた人も。実は、客船入港に合わせてやってくる「旗ふりおじさん」として、地元では有名な存在です。
そして13:35、貨物コンテナを扱う倉庫の向こうに、ダイヤモンドプリンセスが、その雄姿を現しました。
★↓写真をクリックすると拡大表示します↓★
大きい~
★↓写真をクリックすると拡大表示します↓★
歓迎の放水も開始。
★↓写真をクリックすると拡大表示します↓★
ようこそ日本へ。そして神戸へ。
左舷接岸の予定でしたが、右舷に変更。大きく方向転換しながら、船首を南に向けて、接岸します。
そして埠頭へゆっくりと接近。近付いてくる巨大な船体は大迫力。
★↓写真をクリックすると拡大表示します↓★
ポートターミナルは、歓迎の人で埋め尽くされました。歓迎の演奏も響き、客船の乗客も手を振って応えます。
★↓写真をクリックすると拡大表示します↓★
西洋からのクルーズ。初入港に沸いた神戸港でした。
そして、夜になりました。再びポートターミナルです。太鼓を準備する人たちの姿がありました。
今回のダイヤモンドプリンセスの寄航は8時間。午後10時には出航ということで、今度は見送りの太鼓演奏が始まります。
乗客も集まってきました。拍手喝采で演奏に応えます。
そして午後10時ちょうどに離岸。
大きな船体がゆっくりと離れていきます。太鼓の音のこだまが、少しずつ遅れて聞こえるようになりました。手を振り合いながら、お別れです。
★↓写真をクリックすると拡大表示します↓★
そして、演奏終了。大きな拍手と喝采が、船中から聞こえてきました。
大きな「あ・り・が・と・~」の声も。
次第にスピードを上げて、小さくなっていきます。
そして大阪湾から、太平洋へ。よい航海を~^^
神戸初入港の豪華客船ダイヤモンドプリンセスでした。
★神戸の話題は、こちらもどうぞ★
【神戸】の地域ネタ一覧(新しい記事順に表示します)
« 桜ほころぶ信楽の里-復旧を待つ信楽高原鐡道- | トップページ | 4月1日から復活した神戸-仙台便-1日30往復に達した神戸空港- »
« 桜ほころぶ信楽の里-復旧を待つ信楽高原鐡道- | トップページ | 4月1日から復活した神戸-仙台便-1日30往復に達した神戸空港- »
コメント