日本最大級の温室-夕暮れの奇跡の星の植物館-
明石海峡を挟んで、対岸に位置する淡路島。言わずと知れた瀬戸内海最大の島であり、日本全体で見ても沖縄本島以下、佐渡島、奄美大島、対馬に次ぐ面積の大きな島です。
今回は、その淡路島にある、日本最大級の温室、奇跡の星の植物館へ。秋の日暮れは早く、夕闇迫る中、一路淡路島へと向かいました。
そして2000年にオープンした淡路夢舞台に到着。ここは国際会議場、ホテル、野外劇場、庭園などが集まった、巨大な複合リゾート施設で、今回訪ねる植物館もそのひとつ。
駐車場から、コンクリート打ち放しの美術館のような広い施設内を移動すると、奇跡の星の植物館入口が。淡路夢舞台の建築設計は「安藤忠雄」氏であり、これは兵庫県立美術館と同じ。
植物館の温室は日本最大級。長い回廊を通って、奥へと進みます。
この温室の大きさは、大阪の花博記念公園鶴見緑地にある日本最大(6,900㎡)の「咲くやこの花館」に次ぐ大きさで、広さは6,700㎡。と言っても例外もあり、実はもっと広い温室が。。。
それが、こちら。この温室はどこでしょうか。。。
正解は、神戸花鳥園です(2012年撮影)。神戸花鳥園の温室は実に16,000㎡。姉妹テーマパークの掛川花鳥園や富士花鳥園、松江フォーゲルパークなども、7,000~8,000㎡の温室を備えていますから、相当な大きさですね。
と、話が脱線しましたが、再び奇跡の星の植物館です。どちらにしても植物園としては日本最大級。こちらは展示室1の「プランツギャラリー」です。こちらでは乾いた土地の植物などを紹介。
こちらは、展示室2「トロピカルガーデン」で開花中のペトレア・ヴォルビリス。
ブラジル原産のアリストロキア・ギガンテアも花を咲かせていました。
風通しの良い場所を好むランの仲間の「バンダ」・・・土すら必要ありません。風通し良すぎですね(笑)
続いて、こちらは展示室3「花と緑のある暮らし」にあった螺旋藺です。「ラセンイ」と読みます。要するに螺旋(らせん)状になったイグサの仲間。その名の通りぐるぐると渦を巻くように茎が伸びていました。面白いですね。
次は、展示室4「癒しの庭」です。日が落ちて、ずいぶん暗くなってきました。
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そして、この植物館最大の見所、展示室5「フラワーショースペース」です。この空間は様々なイベントにも利用されており、幻想的な空間は一見の価値あり。
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暗くなってライトアップされた花々は幻想的です。
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現在、奇跡の星の植物館では「特別展・あわじガーデンルネサンス2013」を開催中。日本の花文化として、菊、盆栽、キキョウ、ダリアなど2万株もの花々が展示室を彩っていました。
そして最後はシダルームを通って、出口方面へ。写真はベコニアの花。
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こちらはイワタバコです。
そしてカフェとバルコニーで終了。日暮れからの訪問でしたが、様々な花と、刻々と変化する光の情景を楽しめた奇跡の星の植物館でした。
★ブログ内、植物園の話題はこちらもどうぞ★
アジサイが咲き始めた神戸市森林植物園-梅雨入りまでもう少し-
★淡路島の話題は、こちら★
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