連日の猛暑-自宅で楽しむ2種類の線香花火-
2013年8月13日、引き続き日本列島を熱波が襲っています。特に高知県四万十市(の内陸の江川崎)では4日連続の40℃越えを観測、8月12日には41.0℃という日本観測史上第一位の高温を記録しました。
8月11日、猛暑に霞む淀川と大阪中心部。高気圧に覆われて風が弱く、また猛暑のため景色は白く霞み気味となり、すっきりとした青空ではありません。関西では、8月11日に神戸で37.2℃、8月12日に大阪で38.2℃、8月11日に京都で39.0℃と、いずれも大変な暑さとなりました。神戸の37.2℃は史上第8位、大阪の38.2℃は史上第7位、京都の39.0℃は史上第5位と、いずれも各地点の史上最高に迫る値でした。
と、猛暑が続いていますが、そんな暑い夜に楽しみたいのが、花火。こちらは神戸市の灘区です。ここに地元で有名な花火の専門店が。
30年以上という歴史を持つ花火屋さんです。夏だからという訳ではなく、通年で販売しています。もちろん、たくさんの種類が販売されていますが、今回は、ここで線香花火を買ってみました。
ということで、夜です。線香花火は広い庭がなくても楽しめるのが嬉しいですね。火を付けると次第に丸い火の玉が出来て、パチパチと小さな火花が・・・この最初の状態を「牡丹」と呼びます。
★↓写真をクリックすると拡大して表示します↓★
そして時間が経つと、激しく火花を散らす状態に変化します。これを「松葉」と言います。線香花火の一番元気な状態。
★↓写真をクリックすると拡大して表示します↓★
続いては「柳」・・・流れるように火花が伸びていきます。
★↓写真をクリックすると拡大して表示します↓★
風に吹かれて、こんなに離れて流れることも。この「柳」の状態になるまでに、よく玉が落ちてしまいますね・・・
そして最後は、残った力を振り絞るように、わずかに火花を散らします。
この最後の状態が「散り菊」です。
牡丹、松葉、柳、散り菊・・・風流な名称ですね。
ところで、線香花火は実は2種類あります。左が関西に多い「スボ手」、右が関東から広まり全国的に主流の「長手」です。スボ手の線香花火は、硬い棒の先に火薬が付いており、上(斜め45度くらい)に向けて持つのが正式です。実は「線香」の名前の由来も、こちら「スボ手」の方。
「線香花火」の由来としては、このように上向きに線香のように立てて楽しんだことからきているとのこと。
それでは、その名前の由来通りの方法で点火です。
★↓写真をクリックすると拡大して表示します↓★
持ってないので、安定感は抜群。静かに線香花火の変化を楽しめます。
柳になりました。
そして「散り菊」・・・立てて楽しめるのは「スボ手」ならでは。
★↓写真をクリックすると拡大して表示します↓★
だから何本同時でも、大丈夫(笑)。
★↓写真をクリックすると拡大して表示します↓★
地味なイメージの線香花火とは思えない美しさ。
★↓写真をクリックすると拡大して表示します↓★
奥深く、意外な魅力で楽しめた、猛暑の夏の線香花火でした^^
★花火の話題は、こちらもどうぞ★
2010年おのみち住吉花火まつり~愛しき尾道 しまなみ海道~
★その他、神戸の話題は、こちら★
【神戸】の地域ネタ一覧(新しい記事順に表示します)
« 猛暑、酷暑の神戸市内散歩-そごう神戸店と元町の海文堂ほか- | トップページ | 5年ぶりの復活-ライブコンサート準備で厳戒の神戸市総合運動公園- »
« 猛暑、酷暑の神戸市内散歩-そごう神戸店と元町の海文堂ほか- | トップページ | 5年ぶりの復活-ライブコンサート準備で厳戒の神戸市総合運動公園- »
コメント