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2013年6月29日 (土曜日)

酷道(国道)157号線を訪ねて-越前大野から岐阜の根尾谷へ-【前編】

日本中を網の目のように整備されている国道。主要都市間を結ぶように整備された、文字通りの国の幹線道路です。しかし、その中には、どうも幹線としての目的を果たしていないような国道が・・・。その中でも有名なものの1つが、金沢市と岐阜市を結ぶ国道157号線。それは果たしてどんな道なのか。時には「酷道」などとも揶揄される、その実態を確認するべく、福井県側から岐阜県側へと、国道157号線のドライブに出かけてみました。

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ということで、こちらは福井県の大野市です。無料の中部縦貫自動車道が部分開通しており、大野市までは大変快適なドライブ。暫定的な終点となっている「大野」の文字に、目的の国道157号線のマークが見えました。

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インターを出ると、その国道157号線へ。左は金沢方面、右は岐阜方面。この標識は、金沢市と岐阜市を結ぶ国道157号線の役割そのものを示しているかのよう。

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快適な広い道路。大野市街地を抜けていくと、再び標識がありました。

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表示は、こちら。国道157号線は左折です。しかし、そこにはもう「岐阜」の文字はありません。代わりに「麻那姫湖」とだけ書かれていますが・・・

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しかし道は、ごく普通の2車線国道。交通量も少なく快適なドライブです。

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周辺は、のどかな田園風景。

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山が次第に近付いてきますが、2車線国道のドライブが続きます。標識は直進が157号線。今度は「中島」と書かれています。中島ってどこでしょうか。岐阜まで行ける国道ですよね・・・

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と思ったら、警告表示が現われました。なるほど、大型車が行けるのが「中島」までとなっているようです・・・。

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山が次第に深くなってきました。ロックシェルターを抜けると・・・

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大きなダムが姿を現しました。1977年(昭和52年)完成の真名川ダムです。

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そして、このダム湖の名称が「麻那姫湖」で、大野市街地の分岐の標識が示していたのは、ここのことですね。

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ダム湖沿いには、駐車場もありますが、誰もいません。駐停車禁止の錆び付いた標識が、これから行く「酷道」を暗示しているかのようです。

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そして国道157号線は、しばらくこの麻那姫湖に沿って進んで行きます。この付近は昭和40年、戦後最悪と言われた奥越豪雨によって甚大な被害が発生し、この地にあった西谷村は壊滅しました。

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そして廃村となった旧西谷村の中心地だったのが中島地区で、かつての中心部は、現在「麻那姫湖青少年旅行村」という自然豊かな観光施設となっています。

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その中島地区が近付くと、道は時々1.5車線区間が混ざり始めます。

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そして麻那姫湖青少年旅行村、かつての村の中心部で、久しぶりに道路標識が現われました。こちらには国道157号、岐阜・温見(ぬくみ)峠方面としっかり示されていますが・・・。

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しかし、同時に「大型車通行禁止」の大きな警告が。左下にも「大型車通行不能」とダブルで警告しています。そう、ここ中島地区から先が、ついに大型車の入れない国道に。

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しかし、そこから先も雲川に沿って、しばらく2車線の国道が続いており、まだ狭く険しい国道というイメージはありません。

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ただ道幅は広いものの、センターラインは消えかけ。少し怪しげな雰囲気です。

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大野市中島地区を示す国道表示が続きます。

★↓画像をクリックすると拡大表示します↓★

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国道左側には、ずっと雲川が並行しており、その清冽な流れの音を楽しむことが出来ました。しかし道路は高い位置にあり、川に直接下りれるような場所は見当たりません。

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この付近には巨大なロックシェッドも出現。川沿いに、大掛かりな改修工事が行われた道は、ある意味もったいないくらい立派な国道です。消えかけのセンターラインだけがミスマッチ。

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そして、ついにセンターラインが消えてしまいました。道幅だけが2車線分あるという、立派で怪しい国道が続きます。

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岐阜まであと78km。峠まではもう10km。

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しかし、その時は、突然訪れました。建設中のトンネルが現われ、突然道は右へ。

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いきなり道幅が1車線分しかない、大変狭い道となりました。滝が、道路のすぐ横に・・・

★↓画像をクリックすると拡大表示します↓★

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これまでの立派な道が嘘のような細い道が続きます。しかし、こんな道でも、しっかりと国道157号線の表示が。この道が金沢市と岐阜市を結ぶ幹線道路であることを主張しています。

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そう、ここからが「酷道」157号線の始まり。150番台という番号を付けられながら、国道というイメージとはあまりにも違う、隘路、悪路、そして国道の枠を超えた実態が、この先に続いていました。次回は「酷道」157号線、温見峠から岐阜の根尾谷へ。この狭く不思議な国道を突き進みます。

以下、後編に続きます。

★続きの記事は、こちらをどうぞ★

酷道(国道)157号線を訪ねて-越前大野から岐阜の根尾谷へ-【後編】

★北陸地方の不思議な道路は、こちらもどうぞ★

現存日本最古の鉄道トンネルと連続する明治隧道-旧北陸本線、柳ヶ瀬越えから山中越え-【前編】

現存日本最古の鉄道トンネルと連続する明治隧道-旧北陸本線、柳ヶ瀬越えから山中越え-【後編】

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コメント

 旧西谷村の中島に、昭和44年盆の集団離村式の日に行っていたことを思い出させていただきました。越前大野駅からバスで中島に入り、中島小中学校の作法室に泊めて貰っての写真部の合宿だったのですが、大野から、ダンプで布団とかを運んでもらったものでした。
 
 旧西谷村は、昭和39年の山津波で村の中心部が2mを超す土砂に埋まり、復旧困難ゆえに、真名川ダムの設計を変更、満水時に大半が水没する形での集団離村を選択させられたと聞きました。当時、過疎対策と云うことが社会問題になっていた時分です。

南太郎さん、こんばんは。

西谷村の集団離村式に参加されていたのですね・・・驚きました。今回は、国道157号線の撮影目的でしたが、麻那姫湖は神秘的な風情を漂わせており、しばしその姿に見入っておりました。ダム建設による水没とは違い、豪雨災害で被災しての離村、そして豪雨をきっかけとしたダム計画の変更による水没・・・色々な想いが、この地に眠っているようですね。。。
梅雨も末期に近付いておりますが、突然の豪雨など、最近の突発的な災害には恐ろしいものを感じます。災害の少ない夏となることを祈りたいと思います。
兵庫県内の話題としましては、まだ詳細な内容は未定ですが、これから少しずつ国鉄篠山線の跡を訪ね歩きたいと考えております。最近は廃線の話題に偏りがちですが、今後ともよろしくお願い致します。

凄くためになる記事でした。いつか私もドライブしてみたいものです。

Wさん、ありがとうございます。
酷道と言うだけあって、大変細い道ですが、自然もいっぱいです。気をつけて行って下さいね。

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