新幹線「スーパーこまち」と「ドクターイエロー」
最初から、まったくバラバラのタイトルとなってしまいましたが、今回は新幹線の話題です。「スーパーこまち」とは、2013年3月16日のダイヤ改正で運転を開始した、JR東日本の新幹線の愛称。東京-秋田を結ぶ新幹線(盛岡-秋田は在来線を改軌したミニ新幹線方式)で、国内最高速(320km/h)で運転を開始した東京-新青森の「はやぶさ」と共に、注目が集まりました。
そのJR東日本「スーパーこまち」、E6系の姿が神戸市内にありました。鉄道車両メーカー、川崎重工の工場です。ここは構内を横切る一般道から敷地内を見物することが可能となっており、構内には茜色(あかねいろ)が目を引く、新しい秋田新幹線の雄姿が。
JR東日本、東北地方の車両を間近に見られるのは、面白いですね。ここから2両ずつ艀(はしけ)に載せられて、神戸港で貨物船に積まれて仙台港まで運ばれることになります。この車両も、将来的には時速320kmでの営業運転が予定されています。
ということで、国内最速の地位から滑り落ちた山陽新幹線・・・この日は、何やら回送の表示が出ていましたが・・・
見慣れない、黄色い車体。
700系のような先頭車両。
そう、黄色い新幹線、ドクターイエローです。
ちなみに難しく言うと、これは電気・軌道総合試験車と呼ばれる車両。ちなみに、こちらの編成はJR東海所属の923系0番代。ドクターイエローの名の通り、軌道などのゆがみや、架線の状態を診断するための車両で、乗車することはできません。
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運転時刻も非公開で、見るのも稀な車両のため、「見ると幸せになれる」とか、「幸福の黄色い新幹線」などとも言われています。この日も、偶然に居合わせた親子連れなどが、記念撮影に夢中になっていました。
窓は全てブラインドが下ろされており、中をうかがうことは出来ませんでしたが、こうした点検で、高速鉄道の安全が守られている訳ですね。
川崎重工兵庫工場で出会った秋田新幹線E6系と、山陽新幹線のドクターイエロー。普段は、あまり見ることのできない新幹線車両の話題でした。
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この間はE6が甲種輸送されて大賑わいでしたよ、あとその前までは735系とE6が
並んでいる光景がみれました。
ちなみに最近E7が製造され輸送されていきました。
投稿: phosphorus | 2014年1月23日 (木曜日) 18時48分
E6系は甲種輸送されましたか。それは注目度高かったですね^^
工場では色々な電車が見れるので楽しいですが、工場の扉を開けて、和田岬支線へと出て行くシーンもぜひ見て見たいものです。E7系は私も先日、のぞいてみました。新しい車両が一足早く見れるのも、工場のいいところですね^^ 時々のぞきに行きたいと思います。
投稿: いそしず | 2014年1月26日 (日曜日) 13時07分