神戸市東灘区で不発弾処理-国道2号線の通行止ほか-
2013年2月17日、神戸市東灘区で不発弾処理が行なわれました。当日は半径300mが立入禁止となり、午前8時から対象地区の全住民が避難。避難対象の住民は約7,000人に及び、立入禁止区域にかかる国道2号線も通行止めとなって、大規模な規制が敷かれました。
神戸市内の交通情報電光掲示板には国道2号線の通行止め案内が出て、注意を呼びかけていました。東灘区では2007年にも不発弾が発見され、その時は阪神電車の運行にも影響が出ましたが、今回は鉄道路線への影響はなく、道路のみの規制となりました。
そして国道2号線、田中交差点です。今回はここから東側が通行止めに。警察車両がたくさん集まって準備を続けていました。市街地での処理は大変ですね・・・
「KOBE CITY 119 FIRE BUREAU」と大きく書かれた指揮救援車、神消26がやってきました。
「HAZ-MAT KOBE 119」と書かれた特殊災害対策車も続きます。
そして、いよいよバリケードが設置され、国道2号線は通行止めに。
あっという間の早業で封鎖されてしまいました。日曜日の朝とあって、交通量は少なめ。大きな混乱はなく、周辺の脇道も合わせて封鎖されていきます。
今回、発見されたのはアメリカ製の250kg爆弾。神戸市内は1945年(昭和20年)に神戸大空襲と呼ばれる爆撃を受けていますので、今回見つかったのも、その時のものと思われます。今から68年前ですね。
特に神戸市東灘区に当たる地域には、当時、戦闘機を製造していた川西航空(現在の新明和工業)甲南工場があり、空襲も激しいものとなったようです。
★↓写真をクリックすると拡大表示します↓★
時を越えて、現代にまで影響した、アメリカ製の不発弾。
最大、午後1時頃まで規制が予定されていましたが、無事に処理も終わって、午前11時すぎには解除となりました。
日曜日の朝から避難誘導と、避難完了の確認作業をした、たくさんの関係者の方々も、本当にお疲れさまです。
神戸市東灘区の市街地で行なわれた、不発弾処理の模様でした。
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