厳冬の日本三景、天の橋立へ-真冬の舞鶴若狭道-
この冬、一番の寒波がやってきました。1月27日は京阪神でも広範囲で積雪、夜から一時的に雪が強まり、神戸市内も市街地まで雪化粧となりました。
そんな中、今回は一路高速道路を北へ。快晴の舞鶴道を北へと向かいます。福知山から先は冬用タイヤ規制が実施されており、日本海側は雪となっている様子。
福知山ICに到着すると、車線が規制されており、一旦強制的に出口へ。
料金所手前で脇にあるスペースに誘導され、ここから先に行く車は、全てタイヤのチェックを受けます。スタッドレスなどの冬用タイヤを装着していない車は、チェーンを装着しなければ、ここから先に行くことはできません。
ということで、雪景色となる中、更に北へ。
綾部JCTで、直進の舞鶴若狭道から京都縦貫道が分岐。
京都縦貫道方面に進むと、更に京都方面と天橋立方面に分岐します。今回は天橋立が目的なので、迷わず右へ。
一時的に晴れ間も出て、美しい雪景色となりました。京都縦貫自動車道の綾部-宮津天橋立間は、綾部宮津道路として京都府道路公社の管轄で2003年に開通しました。今ではETCゲートも整備され、NEXCO管轄である舞鶴若狭自動車道と連続で走行できるようになっています。
そして宮津天橋立ICに到着。ここから先は鳥取豊岡宮津自動車道(宮津与謝道路)として、2011年3月に与謝天橋立ICまで開通しています。
高速道路を宮津天橋立ICで下りて、下道へ。日本三景天橋立へはもうすぐ。
天橋立の入口にある智恩寺文殊堂に到着しました。
こちらは観光船乗り場の近くにある知恵の輪灯篭。3回くぐると知恵を授かると言われていますが・・・海に突き出すように建っており、これは至難の業^^;
ここは丹後の切戸(きれど)文殊とも呼ばれ、日本三文殊の1つとして知られています。混沌とした現代社会にも知恵を授けて欲しいところ・・・
続いて、天橋立駅の裏手の山にまわると、そこには天橋立ビューランドへのリフトとモノレールがありました。
モノレールと案内されていますが、実態はスロープカーと呼ばれる乗り物です。レールはラックレールのような構造となっているため、急勾配でも大丈夫。速度はかなり遅く、並行しているリフトの方が早いほど。分類的にはエレベーターの仲間で、ケーブルカーやモノレールと違って鉄道の仲間ではありません。開通は平成11年。リフトと共通の乗車券で利用できます。
★同じスロープカー、皿倉山のスロープカーはこちらをどうぞ★
そして、到着した天橋立ビューランドから見た天橋立の全景。雪の日本三景も、またいいものですね。ちなみに日本三景とは、ここと宮島(広島県)、松島(宮城県)。先ほどの文殊堂も日本三文殊の1つでしたし、リンクを貼った皿倉山も新日本三大夜景の1つ・・・どれも3という数字つながりですね。
そして園内には観覧車も。京都府に2つしかない観覧車のうちの1つです。高さは約15m(直径13m)で、かなり小さめ。関西にはたくさんの観覧車がありますが、これは多分関西で3番目に小さな観覧車になるはず。
3という数字つながりで行く冬の日本三景、天橋立ぶらり旅でした。
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