久々の里山登山-御着南山公園(姫路市)-
兵庫県姫路市。兵庫県西部、播州平野に位置し、百万石の城下として栄えた雄都です。明治政府の方針により兵庫県が広域なエリアとして誕生したため、県庁所在地にこそなりませんでしたが、臨海部には工場が密集し、現在では工業都市として栄える中核都市となっています。今回は、その姫路市中心部から東へ少し。山陽本線(JR神戸線)「ひめじ別所駅」から、周辺の散策に出かけてみることにしました。
ということで「ひめじ別所駅」から散策を始めます。しばらく山陽本線沿いに西へ。新快速なども通過する主要幹線ですが、日中は30分に1本しか電車が停まりません。9月も中旬というのに大変蒸し暑く、まだ夏のような気温です。
播但道の高架下まで来て、少し南へ歩くと、田園風景が広がって来ました。歩いてきた「ひめじ別所駅」方向を振り返ります。この辺りは、山陽新幹線も並行しており、時折、新幹線が高速で通過していきます。
播但道をくぐり、再び西の方へと進むと、工場地帯が見えてきました。姫路工業団地です。
姫路工業団地は1962年(昭和37年)に誕生した、兵庫県で一番古い工業団地。山陽新幹線用地と並行するように続いています。
そして工業団地の一角に、登山道の入口が。
案内標識もありました。ここが御着南山公園の入口です。
整備された階段道を上へ。蒸し暑いものの、木陰は少し涼しく感じますが・・・
途中から遮るもののない斜面となりました^^; 時刻は、最も気温の高い午後2時。この日の姫路の最高気温は31.4℃で、まさに真夏の耐暑登山です。
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それでも、見晴らしも抜群。姫路の市街地が眼下に広がって来ました。
西を望みます。前方に見える山の向こうに市川がありますが、ここからは見ることができません。御着南山公園となっているこの山は火山(ひのやま)、またの名を神楽山、桶山、南山とも言われており、標高は167mほど。天正7年(1579)には、羽柴秀吉がこの山から御着城を攻めたものの、一旦敗北。退いた後に再び総攻撃をかけて落城させたという歴史も伝えられています。
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そして実は、ここにも、あの歴史が・・・?って、写真にヒントが出まくりですが。今回は、純粋な里山登山。その話は、鋭意調査継続中。。。まだまだ暑い日が続いていますので、現地探訪も限界が。もう少し涼しくなるまでお待ち下さい。それにしても、わずか200mほどの標高で、もう暑さでダウンしそう・・・1駅分歩いて、御着駅からここを後にしました。
久々の里山で、体力の衰えを実感した、酷暑の南山公園でした。
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コメント
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いそしず様
こんばんは、里山登山暑かったでしょうね。私はこの時期は近畿地方の山はお休みにしています。行くとすればナイトハイクですね、ヘッドランプを頼りに岩湧山に登るツアーに参加したことがありますが、街の夜景も望むことが出来て、ランプを消すと一寸先は闇です。
山頂で仮眠して朝の大阪平野の展望は最高でした。
投稿: ころぼっくる | 2012年9月20日 (木曜日) 00時09分
ころぼっくる様
こんばんは。暑い時期の里山は、限界がありますね。熱中症になってしまいそうです。9月も後半となり、夜間、早朝はずいぶん涼しくなりましたが、日中はまだまだ暑いです。夜間ハイクや早朝登山にはいい気候となってきましたね。
ヘッドランプで岩湧山ですか・・・あの辺りは山が深そうですので、都会が近くとは思えないほどの別世界でしょうね。私は六甲全縦でも夜間ハイクを体験せずに済みましたので、ヘッドランプの使用経験は、早朝を除いてほとんどありません。夜間の山道は勇気が要りますね・・・ある程度慣れなんでしょうか。秋までもう少し。手軽な散策が多くなるかとは思いますが、少しずつ散策を増やしていきたいと思います^^
投稿: いそしず | 2012年9月24日 (月曜日) 23時20分