第7回神戸大学七夕祭(7月8日)と敏馬神社の夏祭り(7月13日・14日)-神戸市灘区-
近付く夏。大変蒸し暑く、ぐずついた天気が続いています。今年は梅雨明けはまだ見えていませんが、神戸市内では夏本番を前に、各地で様々な催しが行なわれています。今回は、神戸市灘区から神戸大学で7回目の開催となった七夕祭と、敏馬神社の夏祭りの様子を見てみたいと思います。
ということで、神戸大学六甲台第一キャンパス、神戸大学六甲台本館前です。7月8日は神戸大学六甲台七夕祭と題した催しが行なわれ、構内は一般に開放されて、多くの人々が訪れていました。
構内ではパフォーマンスやイベントも盛りだくさん。
子供たちもたくさん訪れています。
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こちらは、その神戸大学から望む神戸市中心部。神戸大学は丘陵地にあるため、展望を楽しむことができます。ちょうどこの日は梅雨の晴れ間となり、美しい黄昏の風景となっていました。一番右側に写っているのは、完成時には地上54階、高さ190mで神戸市内最高となる「シティタワー神戸三宮」です。2013年2月の完成予定ですが、もうかなりの高さ。
そして、再び六甲台本館前です。この建物は1932年(昭和7年)、日本で2番目の国立商業大学として開校した旧神戸商業大学の本館として建築されたという、大変歴史の古いもので、国の登録有形文化財に指定されています。
ここで七夕祭は夜の部へ。本館前でカウントダウンが始まりました。
「5、4、3、2、1、」
「点灯~」
「おおおお~~」
会場からは、大きなどよめき、感嘆、そして拍手が。
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昭和初期の建物、その窓に美しいステンドグラスが浮かび上がりました。
建物にも合って、素晴らしい雰囲気です。
六甲台本館の点灯と同時に、構内ではキャンドルにも次々と火が灯されました。
こちらは、キャンドルで埋め尽くされた正門前の階段。
そして夜店にイベントステージと、夜遅くまで賑わった、神戸大学七夕祭でした。
一方、夜店と言えば、こちらも。同じ神戸市灘区にある敏馬神社です。7月13日、14日は夏祭りで賑わいました。
蒸し暑い、雨の夜となりましたが、夏の夜店は雰囲気満点。
敏馬神社は「みぬめじんじゃ」と読み、これは超難読。全く読むことが出来ません。阪神岩屋駅のすぐ南東側にある、大変歴史の古い神社です。本殿は少し小高くなった位置にあって、はるか昔は目の前が砂浜となっていたとのこと。陸の往来と海の往来の双方で賑わったそうです。
その本殿前には茅の輪がありました。茅の輪くぐりは、穢れを祓い無病息災を祈念する神事。夏を越すという意味から、夏越祭と呼ぶところもあります。
★神戸の夏越祭、長田神社の模様はこちらをどうぞ★
神戸長田神社 夏越ゆかた祭(2009年7月)
本日は、御神輿も見ることができました。御神輿は金色で、非常に美しく保管されています。(許可を得て撮影)
かつて、目の前を行く瀬戸内海航路を見守った神社。
電力不足も心配される今夏ですが、夏を元気に過ごせますように。
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夏祭りで賑わう敏馬神社でした。
★神戸の夏祭りはこちらもどうぞ★
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