厄除けの湊八幡神社・駒林神社、そして雨の門戸厄神へ
1月18日水曜日、寒い1日となりました。1月18日、19日(一部20日)は、関西各地では厄除大祭が多く行われ、終日多くの参拝客で賑わいます。神戸市内では灘区の六甲八幡神社や須磨区の多井畑(たいのはた)厄除八幡宮が有名ですが、今回は兵庫区、長田区、そして西宮市の門戸厄神を訪ねてみることにしました。
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厄除け祈願で賑わう神戸の厄神さん-六甲八幡神社と多井畑厄除八幡宮-
ということで、兵庫区の湊八幡神社です。兵庫区と言っても、JRの神戸駅や神戸高速の新開地駅が近い立地。七宮神社の近くと言えば、分かりやすいでしょうか。
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こちらでも1月18日と19日は厄除大祭ということで、境内には厄除けの参拝者が多く訪れていました。
こちらは「竹ふだ」です。1つ1,000円。「家内安全」「無病息災」など好きな厄除けの言葉と、名前などを記入してくれます。小さなお守り、魔よけの矢、大きなお札、祈祷の札などが竹に挟まれてセットとなっており、それぞれの祀り方など説明書も付属。
厄除けの参拝は、新年から節分までに行うのが良いとされており、基本的にはいつ参拝しても問題ありません。関東では有名な鶴岡八幡宮(鎌倉市)など、節分の直前の土日付近(今年は1月27日~29日)が厄除大祭となっていますが、神戸周辺では1月19日を中心とした日に多く設定されており、これは厄神明王の縁日(19日)に因むからだとか。
湊八幡神社前には、少ないながら夜店も出ていました。
子供たちの姿も多く、やはり地域の行事に夜店は欠かせない存在ですね。こちらはスマートボール。タテ、ヨコ、ナナメに上手く並べれぱOK。
そして変わって、こちらは長田区の駒林神社です。厄除大祭は18日から20日。初日で時間も遅めとあってか、すっかり落ち着いた雰囲気となっていました。
ゆっくり参拝して帰ります。健康で元気に過ごせますように。
そして、やはり駒林神社周辺にも、夜店が軒を連ねていました。
それぞれの地域に溶け込んだ、神戸市内の厄除け参拝でした。
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一方、こちらは日付も変わって1月19日木曜日、西宮市にある門戸厄神への参道です。19日はあいにく冷たい雨の降る荒れた天候となってしまいましたが、それでも参道には多くの参拝者の列が続いていました。
近くの通りの名は、その名も「やくじんさん筋」。
あらゆる災厄を打ち払うという、強力な厄神明王(門戸厄神)で有名であり、こちらの厄除大祭は1月18日~19日。
本降りの雨のためか、人はちょっと少なめです。
それでも関西の厄除けに1月19日が多いのは、門戸厄神の影響と言っても過言ではありません。「やくじんさん」と言うだけで、ここを指すほど、厄除けとしてはある意味聖地とも言えるような存在です。
降り続く雨の境内。
門戸厄神から阪急の門戸厄神駅に至るまでの道沿いは、交通規制が敷かれて歩行者天国となり、老若男女それぞれ夜店での買い物を楽しんでいました。
混雑は境内の比ではなく、もはや厄払いというよりも、祭り、夜店目当ての人も多そう。正月の初詣に続いて、1月10日を中心とした「十日えびす」、そして1月19日を中心とした厄除大祭。神社仏閣での行事が次々と続く1月の阪神間の模様でした。
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