午前5時46分-2012年神戸震災の日-
2012年1月17日、阪神淡路大震災から、まる17年の朝を迎えました。時刻は午前5時30分。神戸市役所、南側にある東遊園地です。
今朝の神戸の最低気温は3.5℃。よく晴れていますが、寒い朝となりました。しかし、東遊園地には、早朝にも関わらず、すでに大勢の人が。
2012年、震災から17年後の「1.17のつどい」です。
報道陣も多数、訪れていました。こちらはスタッフに、中継開始を伝えるモニター。
まもなく午前5時46分。会場にアナウンスが流れます。そして時報が。
「午前5時46分ちょうどをお知らせします。。。」
「黙祷。。。」・・・会場は静寂に包まれました。
続いて「慰霊と復興のモニュメント」前で献花式が行われ、福音歌手の森祐理(もり ゆり)さん歌唱による「しあわせ運べるように」の演奏がありました。神戸の震災直後に生まれ、神戸で歌い継がれてきたこの歌は、東日本大震災の発生を機に東北の被災地でも歌われるようになったとのことです。本日も途中で歌詞の一部を本来の「神戸」から「ふるさと」に変えた「ふるさとバージョン」で演奏され、東日本大震災の被災地への配慮を印象付ける内容となっていました。
復興へ。それは、長い道のりとなるかも知れません。
こちらは、神戸市内某所です。〔一部伏せて掲載しています・・・また撮影場所の掲載は控えさせて頂きます。ご了承下さい〕
震災直後ではありません。17年経った、2012年現在の様子です。
震災廃墟とも言うべき現状が、今に続いていました。震災後から廃墟となった異人館といい、17年経った神戸でさえ、震災は過去のものではありません。
★廃墟の異人館は、こちらをどうぞ★
そして東北、三陸海岸、某所です。
〔盛岡市の匿名さんより、全3枚。提供ありがとうございます〕
これまでの日本の防災対策は、本当にこれで良かったのでしょうか。実は、この言葉、1995年の阪神・淡路大震災発生当時に、聞いた言葉です。17年後の今、同じような言葉しか出てこないのは寂しいですね。西日本でも東海・南海地震での大津波の歴史があり、改めて防災体制の見直しが急務となっています。
★↓写真をクリックすると拡大表示します↓★
防災、減災、そして復興。発生からもう10ヶ月。困難な課題が山積しています。
新たな復興への祈りと願い。
2012年、大震災から17年の神戸「震災の日」でした。
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点描・熊本 (いそしずのライナーノート2)
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