2011年、六甲全山縦走大会-ボランティアへの初参加-
2011年11月13日、第37回となる六甲全山縦走大会の開催日となりました。今年は13日と23日の2日間の開催です。昨年は歩く方で参加し、10時間55分で踏破したこの大会に、今回は大会ボランティアとして参加してみることにしました。
★大会ボランティア説明会の様子は、こちら★
2011年六甲全山縦走大会への参加-大会運営はボランティア-
六甲全山縦走大会は、須磨浦公園から宝塚までの56kmを、六甲山系をたどって踏破するという大会です。六甲山と一言で言っても、その全てを歩くとなると、やはり並大抵のことではありません。
午前11時、摩耶山の掬星台に到着しました。緑色の帽子をかぶったボランティアの方たちが、すでに待機をしています。そして、もう須磨浦公園を出発した先頭集団の方々が、ここに到着していました。須磨浦公園から掬星台までは大会公式距離にして30km。凄まじい早さですね。掬星台のチェック開始は12時からと決まっていますので、早く着いていても通過は出来ず、しばらく待機となります。
今年はボランティア参加ですが、せっかくなので少し山を歩いて指定されたポイントへ。1時間の差があるとは言え、追い付かれないかちょっと気になります。
そして今年も縦走路沿いにある六甲山郵便局では、もてなしの準備が行われていました。ここに至るまでの道中でも、緑の帽子片手の姿を見て、何人もの人に声をかけられました。ありがとうございます^^
ボランティア中は、その場を動けないばかりか、役割を放棄しての写真撮影もはばかられますので、ここからは別に撮影した写真を掲載したいと思います。上写真は、ほぼ中間地点の摩耶山付近から望んだ、鍋蓋山、菊水山方面。正面奥、かすかに鉄塔の見える山が菊水山です。出発地点の須磨浦公園は、そのはるか向こう。
そして参加者は、各ポイントの制限時間に間に合うよう歩いていく訳ですが、今回の様子を見た感じでは、制限時間の1時間くらい前が通過のピークとなっているようでした。ゴール予想時刻は午後9時から10時頃に固まるペースで、午後5時過ぎには暗くなることを考えると、大半の人が4時間から5時間もの長時間、暗い山道を歩き続けることになります。
特に宝塚手前の塩尾寺(えんぺいじ)までは深い森の中。この区間の通過には2時間から3時間を要し、闇とも言える夜の山歩きは、体力だけでなく精神的にもハードだと思われます。
そしてこちらは、最後尾を行くスイーパー、通称「青鬼」さんです。参加者の最後尾は「赤鬼」さんが目安となりますが、その更に10分後をスイーパーの皆さんが追従しています。縦走開始から30分毎に徒歩班がスタートし、最後尾が赤鬼、そして救護の青鬼と続いています。
最後尾付近を行く人たちは、本当に辛そうな方もたくさんいらっしゃいました。そして7名の方が目の前でリタイアされました。今回、大会ボランティアとして全体を見ることができ、改めて過酷な大会だという認識を新たにしました。そして大会の維持に、大変な労力が払われているのを垣間見ることも出来ました。しかし、37回目となる伝統の大会にこのような形で、及ばずながら、そして微力ながらも参加できたことに、感謝の気持ちでいっぱいです。
六甲全山縦走大会。皆さんの元気と頑張りに、勇気と力をもらった1日でした。11月23日の組の方も、頑張って下さい~^^
★追記です★
こちらは、大会翌日11月14日の神戸港です。
イルミネーションが青色一色に統一されていました。実はこちらは世界糖尿病デーのブルーライトアップによる啓発イベント。
明石海峡大橋も青色です。11月14日は全国でブルーのライトアップが行われたようです。10月からピンク、オレンジ、紫のリボン運動に続いて、今度は青色となった神戸の夜景。健康の大切さを、縦走大会に続いて改めて教えられたような一夜でした。
★各色のリボン運動と神戸の夜景は、こちらもどうぞ★
★六甲全山縦走大会の概要と歴史はこちら★
2011年六甲全山縦走大会への参加-大会運営はボランティア-
★2010年、六甲全山縦走関連はこちらをどうぞ★
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こんばんわ。
はじめまして(*^_^*)
ボランティアをされていたんですね。私は13日に参加しました!今年で3度目となりますが毎年ほんとうにボランティアの方々が声をかけてくださるので頑張ることができます。ありがとうございます。
私もボランティアをさせていただきたいのですが自宅が遠いので難しいかなぁと思い断念しています(^_^;)
投稿: | 2011年11月15日 (火曜日) 17時37分
いそしず様
こんばんは、ボランテイア御疲れさまでした。参加されたたくさんの方々のチャレンジを側面から御覧になることが出来て良かったですね。
私も2回参加させて頂きましたが、自分の体力をゴールまで維持させることばかりで、他の方々のことまで気が回ることはありませんでした。
また一度、個人的に全コースを歩いてみたいと思っています。
投稿: ころぼっくる | 2011年11月15日 (火曜日) 21時23分
[お名前不明]様
コメントありがとうございます。13日に参加されていたのですね。お疲れ様でした~(^^)
50kmを越える大変な大会ですが、ゴールにたどり着いた時の感動には忘れられないものがありますね。3度目の挑戦はいかがでしたか。今回は初のボランティア参加でしたが、皆さんの頑張りに、本当に熱いものを感じました。昨年の踏破に続き、このような大会に両面から参加でき、大変良かったと思っています。
私も、元気に山を歩けるよう健康維持に留意しながら、また六甲山を歩き回りたいと思います。本当に参加、お疲れ様でした。ゆっくり体を休めて下さいね。今後とも、よろしくお願い致します^^
投稿: いそしず | 2011年11月16日 (水曜日) 10時11分
ころぼっくる様、こんにちは。
2日間の研修から始まり、大会運営の裏側を少し垣間見ることができて、貴重な体験でした。多くの人は最後の90分間に集中していたのが、ある意味驚きでしたが、これは年によってバラツキがあるそうです。今回は、少し後半に偏って集中していたようですね。どこかで渋滞が発生して固まったのかも知れません。時間切れ15分前になっても通過する人が多く、このままゴールまで間に合うのか心配になりました。
また私も個人的に、ゆっくり歩いてみたいと思います。いつかダイトレも行ってみたいです。今後ともよろしくお願い致します^^
投稿: いそしず | 2011年11月16日 (水曜日) 10時20分
いそしずさん、こんばんは。
ボランティアご苦労様でした。
歩く方での参加とは違った視点で見ることができて有意義な時間を過ごされたようですね。
事前の講習会が2回もあってずいぶん前から準備等、大会が裏方のご苦労に支えられているのを感じました。
ボランティアへの参加のきっかけをいただいた記事で、とても参考になりました。
投稿: ちゅた | 2011年11月17日 (木曜日) 00時10分
ちゅたさん、こんばんは。
ボランティアへの参加は、正直、大変な部分もありましたが、とても有意義で勉強になりました。地域、そして市民の力で支えられている大会だということを改めて感じました。事前の講習会に参加した時は、正にもう一つの縦走大会という緊張を感じずにはいられませんでした。
もしかしてボランティアに参加されるのですか~^^ 縦走のきっかけを頂いたのは、こちらの方ですので恐縮です。話を聞いていますと、1日はボランティアに参加し、もう1日は縦走に参加する方もいらっしゃるようです。1年に両方とは凄いですね。23日の縦走、頑張って下さい~^^
投稿: いそしず | 2011年11月18日 (金曜日) 00時04分