関西のお好み焼き-自分で焼くのは少数派?-
関西のグルメと言えば、やはり「こなもん」。その中でもお好み焼きは代表的な存在で、店舗数も多く、どこも激戦となっています。関西のお好み焼き屋さんは、店舗で焼いてくれる所が多いのですが、最近は自分で焼くところも登場して来ました。今回は、神戸市灘区にある店舗で、自分で焼くお好み焼きに挑戦です。
ということで、神戸市灘区にあるお好み焼き屋さんにやってきました。こちらのお店では、自分で焼くか、店の人が焼くかを、お好みで選ぶことが出来ますので、もし自分で焼きたくない人も安心です。ちなみに、どちらを選んでも価格には差はありません。
自分で焼く方を選ぶと、具財が器に入った状態で出てきます。写真は追加の「そば」と一緒に。そばを混ぜると「モダン焼き」となりますので、例えばお好み焼きの豚玉に、そばを入れると「豚玉モダン」になります。お店によっては「うどんモダン」がある所も。
それでは、作業開始です。
関西風のお好み焼きは、全ての具財をかき混ぜるのが真髄。一心不乱に、ひたすらかき混ぜます。鉄板に油を敷いておくのも忘れずに。
かき混ぜ終わったら、こんな感じ。
今回はモダン焼きですので、まずは半分少々を先に鉄板へ。
その上に先ほどの「そば」を載せます。好みによっては、先にソースなどを絡めて、隣で少し焼いておくといいかも知れません。
そばの上から、残った具財をかけて、ぺたぺた叩いて混ぜ込みます。
数分経って、下が焼けてきたら、ひっくり返します。
このひっくり返す瞬間が、成否の分かれ目。こちらのお店では、ひっくり返しやすいよう大型のコテも用意されていました。数分毎に3~4回ひっくり返して、両面とも綺麗に焼き上げます。
そろそろ完成。いい匂いがして来ました。
焼けたら、ソースをまんべんなく、ぬりぬり。
次は、マヨネーズ。
網の目のようにかけると、おいしそうに見えますね^^
最後に青海苔と、カツオ粉末(もしくは花鰹)をかければ出来上がり。
端から小さく切りながら、コテでそのまま頂きます。関西以外の地域では、食べる前、ケーキのごとく放射状に切ってしまう所もあるようですね。お箸で食べる所も多そうです。
お好み焼き等の「こなもん」は、全国各地で様々な特徴の違いがあって楽しいですね。関西では「おかず」として食べる風習もありますので、店によっては「お好み焼き定食」も存在します。ごはんと味噌汁と一緒に、お好み焼き。それでも自分で焼くお店は、まだまだ少数派。でも待ち時間も少なく、完成した時は新鮮な気分が味わえました。自分なりの焼き方が出来るのもいいですね。自分で焼いて食べる、関西のお好み焼き(モダン焼き)でした。
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