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2011年9月25日 (日曜日)

神戸市須磨区、萩の寺から高取山へ-幻の旧六甲全山縦走路-

9月23日金曜日、台風通過から空気が一変し、涼しい晴れの天気となりました。爽やかな陽気に誘われるように、今回は前回の続き、高取山へ至る六甲全山縦走路の旧道を探索するため再び禅昌寺へ。萩の寺から高取山への旧六甲全山縦走路は、かなり厳しい状態とのことで現在の状態が気になるところです。それでは高取山北側周辺の散策と絡めて、高取山一周のハイキングに出発です。

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ということで、前回の中断地点、禅昌寺バス停前です。ここから萩の寺までは約0.9km。目的の旧六甲全山縦走路は妙法寺川の対岸へ。その案内図は、こちら。

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この図では、左が北となっています。右手が板宿駅方向。まず妙法寺川を渡り、禅昌寺前で左折します。細い路地を「口ノ川」までたどって、その後は県道22号線の歩道を「萩の寺」まで向かって行きます。

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その路地部分はこんな感じ。北へと向かいます。

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「口ノ川」に出ました。ここで県道22号線と合流。それにしても「口ノ川」とは、変な地名ですね。バス停の名も「口ノ川」です。

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県道22号線の歩道をたどり、阪神高速神戸山手線の高架橋を抜けると、萩の寺まではもう少し。

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那須神社前というバス停前に「萩の寺八十八ヶ所」という石碑が見えました。ここから上写真正面の道を、境内へと向かいます。

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そして「萩の寺」本殿に到着。正式名称は明光寺であり、「萩の寺」の名は境内に萩の花が多いからなんだとか。そして、この本殿前の道が正に六甲全山縦走路。初期の六甲全山縦走の完走記念盾には「萩の寺」とはっきり刻印されており、ここから高取山に向かっていたことが分かります。

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本殿前で右折し、上写真の階段を上の段へ。Z字を描くように、折り返します。奥に見えているのが、先ほどの本殿。

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すると、すぐに金網のフェンスが現れて、古ぼけた工事関係者以外立入禁止の看板が見えてきました。

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工事をしている様子はありませんでしたが、フェンスの中には入らないよう、フェンスを左手に見ながら進んでいきます。

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あまり歩かれてはいないものの、明瞭な踏み跡に沿って上へ。

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そして岩場の斜面に出ました。木が生育しているせいで、かなり掻き分けながら進むしかありません。他に進むべき道はないものの、本当にこのルートでいいのか、ちょっと心配になってきます。

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しかし、木と雑草に埋もれるように残っていた小さな祠が、このルートがかつての登山道であったことを教えてくれました。

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その先で、道は巻き道らしい平坦道と、斜面へ取り付くルートに分かれますが、高取山への本命コースは尾根筋だったとのことなので、この斜面を一気に登ります。風化の激しい花崗岩の岩場であり、足元から崩れていくので慎重に突破。

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そして、露出した花崗岩の岩場の上に無事到着しました。

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こちらが高取山方向。山へと伸びる明瞭な花崗岩の尾根線、これが六甲全山縦走路、萩の寺からの旧道です。

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快適な尾根線の向こうには、前回越えてきた須磨アルプスも見ることが出来ました。高取山へも本来は、須磨アルプスと同じような岩場が続いていたことが分かります。

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次第に高度を上げますが、登山道には樹木が生育して茂り始めており、木々を抜けるのが次第に困難になりつつあると感じました。これは萩の寺から尾根線の岩場に至るまでも同様であり、このまま登山道として整備されないまま、あと何年かすれば、この道は失われてしまうかも知れません。

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そして、この部分で現在の六甲全山縦走路に合流。手前から右に続く道が、現在の六甲全山縦走路です。左手の藪の間から、この道に出てきました。

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あとは現在の縦走路を、高取山の山頂へ。

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そして標高328mの高取山山頂、高取神社に到着です。毎日登山でも賑わう高取山は、神戸市街地からでもよく見え、低山ながら意外と大きく目立つ存在。ここからは神戸市内、市街地の眺めが最高です。

★↓写真をクリックすると拡大表示します↓★

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今回、訪ねた高取山への旧ルートは、非常に脆い岩場の斜面、そして樹木が茂り始めてルートが判然としなくなりつつあるなど、お世辞にもお勧め出来る状態ではありませんでした。しかし萩の寺を通過する伝統の大会ルートは、横尾団地、妙法寺地区の住宅地を通過する現在のルートより、確かに登山コースとしての魅力に優れていたのではないかと感じる道程でした。とりあえず旧道散策は、ここまで。ここからは六甲全山縦走路を丸山の住宅地方面へと下り、高取山の北側の街を散策しながら板宿まで戻ります。この模様は、また別の機会に。

風化した花崗岩の尾根を行く、旧六甲全山縦走路でした。

★高取山の北側散策の模様は、こちら★

高取山の一周散歩-神戸の不思議な地名群-

★旧六甲全山縦走路、塩屋から禅昌寺まではこちら★

塩屋発、もう1つの六甲全山縦走路-大会の歴史を求めて-

★2010年第36回六甲全山縦走大会はこちらをどうぞ★

2010年第36回六甲全山縦走大会-全線56km-

★2010年の六甲全山縦走関連はこちらもどうぞ★

2010年六甲全山縦走路全線53km (須磨浦公園-宝塚)

2010年六甲全山縦走路リハーサルは雨の中。。。

2010年六甲全山縦走路 須磨浦公園~妙法寺

六甲全山縦走路 妙法寺-菊水山-摩耶山-ガーデンテラス

六甲全山縦走路 市ヶ原-摩耶山-六甲山-宝塚

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コメント

いそしずさん、こんばんは。

私も3年前に高取山から板宿方面に下ったときに、えらく急勾配で難儀したのを思い出しました。
コースは違うかもしれませんが、標高328mといえどもあなどれないのを実感しました。
でも親しみのある庶民の山という感じで大好きな山です。

ちゅたさん、こんにちは。

高取山は市街地に近い上に、独立した山となっていることから、大変目立つ存在ですね。標高も328mと、そこそこあり、登るには手頃で面白い山だと思います。ちゅたさんが通られたという板宿への登山道は、禅昌寺に直接行くルートでしょうか。禅昌寺から高取山へのルートも、機会がありましたら訪ねてみたいと思います。

この後、高取山北側に広がる不思議な地名を巡った訳ですが、その中で「兀山」(はげやま)と読む難読地名がありました。実はこの「兀山」という地名は、高取山の山麓に2ヶ所(北側と西側に)存在します。高取山も昔は本当に「はげやま」だったのかも知れませんね。大規模な植林事業に、毎日登山。本当に庶民に親しまれ大切にされてきた山系なんだな、と実感します~^^

いそしずさん はじめまして!
私は今 大阪市に住んでいますが40年前には妙法寺に住んでて小学生の時にに両親の田舎の徳島に行ったんです。でも 妙法寺に居た時には日曜日になると家族で高取山に登っていました。最近 20歳になった娘とそんな話をしててまた高取山に登りたくて 捜してたら いそしずさんのブログを見つけて嬉しかったです。私が登ったルートのように思いました。今はちょっと危ないようなので 違うルートで行ったほうがいいかな?っておもってます。

はあちゃん母さん 様

初めまして(^-^)コメントありがとうございます^^ 妙法寺周辺は、面白い字地名がたくさん残っていますね。古い高取山へのルートが分かって嬉しかったです。

これからは、このルートは消えて行くのかも知れませんが、こうして訪ねることが出来て良かったです。これに近いのは、禅昌寺からのルートになりそうですね。高取山周辺、そして妙法寺周辺は、またブログでも取り上げる機会があるかと思います。今後ともよろしくお願い致します(^-^)

はじめまして(^^)
六甲全山縦走大会のボランティアを検索していてたどり着きました。
全山縦走は今年7回目でしたが、抽選に外れたので、初めてボランティアとして参加してみました。
場所が生瀬道分岐に5時半頃だったので、須磨浦公園から赤鬼と一緒に出発し、みんなの様子を見ながらのちょっと変わった縦走となりました。
昔の縦走は塩屋が起点だったことはしっていたのですが、高取山までこうもコースが違ったとは驚きを越えて、ミステリアスな感じを受けました。
ぜひ、いってみようと思います。
弾丸列車の記事も時を忘れて読んでしまいました…(^^;
いそしずさんのいそし…高校生まで近くに住んでいて、よく知っています。
ちょっとびっくりしました…(笑)
また、みに来ます。楽しい記事ありがとうございました。

すみちゃんさん、はじめまして^^
コメントありがとうこざいます。
六甲全山縦走、ボランティア参加、大変お疲れさまでした^^
私は2010年に六甲全山縦走に初参加し、2011年にボランティアに初参加致しましたが、その後は、どちらにも参加できていません。。。
ボランティア参加のために須磨浦公園から赤鬼さんとスタートしたというのは驚きました。生瀬分岐ですか・・・ほとんどゴール手前ですし^^; 午前7時に須磨浦公園を最後尾でスタートして、追い抜きながら生瀬分岐に午後5時30分とは凄すぎます。そして、そこからボランティア・・・ある意味、六甲全山縦走大会完全制覇と言えるかもしれませんね。本当に、お疲れ様でした~^^
須磨アルプスの東山から高取山は、ルートがかなり変わったようです。この記事でたどったルートが、最も初期のルートと思われますが、妙法寺側に下りるようになってからも、高取山への登山道が一部変更になっています。萩の寺からの登山ルートは、訪問時点でほぼ消滅しかけていましたので、現在は更に樹木が生い茂って判然としなくなっていたり、通行不能かも知れませんので、くれぐれもご注意下さい。
弾丸列車の記事にも、興味を頂き、ありがとうございます。現在、明石北方付近の推定ルートを調査中です。伊川谷-明石北方-大久保北方につきましては、決定的となる証拠が、これまで以上に乏しく、大変苦しい状況ですが、何とか当時の計画を少しでも明らかにできればと思います。
あ、地名バレちゃいましたね(笑)・・・実は、幼い頃に過ごした「いそし」と「いわしず」を合わせた名前です。「いわしず」は地名ではなく、神社の名前なんですが・・・あ、でも、ひらがなだと「いわしづ」と書いた方が正しいようです(汗)・・・では、名前も実は「いそしづ」にしなければならなかったのでは・・・
今さら、遅いです・・・^^;

こんばんわ!
塩屋~萩の寺~高取山~長田(神戸珈琲館)、記事を読みながら行ってきました(*^^*)
道は冬だから全然、歩きやすく、踏みあとも明瞭すぎるぐらいでしたよ~。
高取山尾根コースおかげさまで満喫しました!楽しかったです!

すみちゃんさん、こんにちは。
萩の寺から高取山、行けたんですね。確かに冬の方が草木に邪魔されず、登りやすいかもしれません。道はしっかり残っているようで安心しました^_^
現在の全山縦走路より、こちらの方が登山道としての魅力が大きいような気がします。また私も訪ねてみたいと思います〜^^

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