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2011年8月 2日 (火曜日)

鍛冶屋線の廃線跡サイクリング【前編】-西脇市⇔鍛冶屋26.4km-

7月31日、日曜日。梅雨明けして暑い日が続いているものの、大気の状態は不安定なのか、雲が多く、時々雷雨となるような天気が続いています。猛暑とならずに済んでいるのは、ありがたいところですが。本日は、久々のサイクリング。サイクリングロードと廃線跡を求めて、一路、兵庫県は西脇市を訪ねてみることにしました。

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午前10時30分、JR加古川線の西脇市駅です。西脇市は兵庫県のほぼ中央、人口4万2千人ほどの街。三角屋根の印象的な小さな駅舎の前には、ちょっとしたロータリーがあるだけで、その玄関駅としては小さな印象。それもそのはずで、ここは西脇市の南の外れ。もともとは「野村駅」という別名の駅で、ここから分岐していた鍛冶屋線に市の中心駅となる西脇駅がありました。鍛冶屋線が廃止されたため、こちらが西脇市駅を名乗ることになったようです。それでは早速、ここから鍛冶屋線をたどってみたいと思います。

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西脇市駅を出ると、すぐに加古川線と分かれるように、歩行者専用道路が続いていました。これが鍛冶屋線の廃線跡。

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小さな山をかすめると、西脇市街地へ向けて一直線に進みます。

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広い道路に出て、西脇駅跡に到着しました。駅跡は道路と公園になっています。鍛冶屋線の廃止は1990年3月31日。いわゆる国鉄赤字ローカル線、特定地方交通線としては、最も遅い方の廃止でした。ここ西脇駅周辺は、今でも街の中心として栄えており、西脇-野村に限っては、当時の廃止対象基準をクリアする輸送密度を維持していたとか。

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その西脇駅から先は、2車線の道路に。

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その道路をしばらく進んでいくと、前方に駅のようなものが見えてきました。途中駅の市原駅跡です。

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駅舎は鍛冶屋線市原駅記念館となっていました。

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内部には、鍛冶屋線の歴史が保存、展示されています。

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国鉄時代は、加古川線から枝葉のように、高砂線、三木線、北条線、そして鍛冶屋線が分岐していました。いずれも播州鉄道という私鉄によって建設され、後に国有化された路線です。これらの枝線は全て、廃止対象の赤字ローカル線(特定地方交通線)に指定され、まず1984年に高砂線が廃止。三木線、北条線は、存続運動などもあって1985年、兵庫県などが出資する第三セクター鉄道、三木鉄道、北条鉄道となり、一旦は鉄道として存続します。

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しかし、もともと輸送密度の低かった三木線と北条線は、第三セクター鉄道としても苦しい経営となってしまいました。(三木鉄道は2008年、第三セクターとしても廃止)

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結局、鍛冶屋線より5年前に移管された、この2線の苦しさが鍛冶屋線の明暗を分けたとも言われています。兵庫県としては、これ以上第三セクター鉄道に出資する余裕はなくなってしまったのかも知れません。枝線の中では輸送密度が最も高く、区間によっては廃止基準をもクリアし、先行2線より明らかに条件の良かった鍛冶屋線は、こうして第三セクター化されることもなく、廃止となってしまいました。

★第三セクター北条鉄道の様子は、こちらをどうぞ★

子ザル駅長とボランティア駅長-魅力アップで頑張る北条鉄道-

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そんな歴史を感じながら、市原駅を後にサイクリングを続けます。2車線の道路は途中で終わり、再び廃線跡の歩行者専用道路を、一路北へ。

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線路のモニュメントと共に保存されている羽安駅跡を通過します。

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再び2車線の道路となって、終着駅鍛冶屋を目指します。途中の曽我井駅は、道路として改修されてしまい、ほとんど痕跡はありません。

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次の中村町駅は道路脇の「あかね坂公園」として整備されていて、駅名表示板などが残されています。

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そして再び歩行者専用道路となり、鉄道時代のまま利用されている、このガーター橋を渡ると、終点「鍛冶屋駅」まではもう少し。

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そして保存された気動車の見える、終点鍛冶屋に到着しました。

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ここから先に線路(跡)はありません。当時の終着駅です。鍛冶屋駅の駅舎も鍛冶屋線記念館となっていますが、資料館には鍵がかかっており、中に入ることは出来ませんでした。保存されているキハ30も、塗装の傷みが目立つようです。市原駅跡では美しく保存されていたのとは対照的。。。

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ホームに佇んでいると、にわか雨が降ってきました。ぽつんと1両で出発を待っているかのような鍛冶屋駅ホーム。

あの時も、そう、こんな雨のホームでした。。。

★今回は2部構成。以下、次の記事に続きます★

鍛冶屋線の廃線跡サイクリング【後編】-思い出の鉄路とともに-

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コメント

lovelyほしかった情報にたどり着けました!ぜひ同じルートをたどってみます!本当にありがとうございました!

かずみんごさん、こんにちは
コメントありがとうございます。鍛冶屋線は、起伏もあまりなく、距離的にもちょうどよく、サイクリングに最適な廃線跡と思います。一部は車道となっていますので、車にはお気をつけ下さい。ぜひ、全線楽しんで来て下さいね^^

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