淡路・鳴門ドライブ-鳴門海峡と日本丸-
3月26日、27日は3月最後の土日です。いい天気に恵まれたものの、気温は低め。今年はなかなか暖かくなりません。。。今回は徳島県は鳴門海峡まで、ふらりとドライブに出かけてみました。
ということで、徳島県鳴門市の鳴門海峡にやってきました。対岸は兵庫県の淡路島。大鳴門橋は1985年(昭和60年)に開通した、全長1,629mの吊橋です。瀬戸大橋と同様、上が道路、下が鉄道という併用橋として建設されましたが、ここに鉄道を建設する見込みは、ほとんどたっていません。
鉄道を通すはずだった、大鳴門橋の下部部分です。徳島県側は「渦の道」として、観光用に整備されており、途中まで歩くことができます。上の写真は終点部分から撮影。
そして、こちらは陸地側です。高速道路の橋脚には広い空間が確保され、突き当たりにはトンネルが口を開けていました。これは鉄道用に確保されたトンネルなのでしょうか。
順序が前後しますが、こちらは大鳴門橋の兵庫県側です。徳島県側のように観光整備はされていませんが、整備用の通路を利用して橋に行くことができます。
そして鳴門海峡へは観潮船で。運賃は大人1人1,500円。
鳴門側の亀浦漁港から、うずしお汽船の高速観潮船で鳴門海峡へと向かいます。海は少々荒れていて、小型の高速船は大揺れ。
それでも、あっという間に大鳴門橋が見えてきました。
そして目の前には、なんと「日本丸」が。。。
日本丸と言えば、航海練習の大型帆船として有名です。現在は、海王丸とともに活躍しており、神戸港にも時折、姿を現すのですが。。。
★神戸港での日本丸はこちらをどうぞ★
実は、こちらの船は帆船「日本丸」に似せて造られたレプリカで、一般の人も乗船可能な観光船です。淡路島の福良港から出航、料金は大人1人2,000円です。その優美な姿に、本物と勘違いしてしまう人も、いるのではないでしょうか。
遠くへと去りゆく雄姿には、本物の風格も。。。
そして鳴門と言えば、うずしお。
渦潮が一番楽しめるのは、下げ潮(引き潮)で大潮の時です。訪れた日は、大潮ではなく、しかも上げ潮(満ち潮)だったため、渦も小ぶり。しかし、現われては消える、その美しい変化の模様を楽しむことができました。
そして現在、淡路島はクリーンエネルギー推進の島となっています。帰り道、建ち並ぶ巨大な風力発電機が威容を誇っていました。これまで日本の電力は原子力を主な拠り所としていて、太陽光や風力、そして地熱などからの発電は、あまり推進されて来ませんでした。しかし、これからはクリーンエネルギーへの転換が求められる時代となりそうですね。
近くの浜辺には奇岩が祀られていました。通称、翁媼(おじんば)の磯と呼ばれているとか。サルか何か、動物のようにも見える姿。。。どんな歴史を見続けてきたのでしょうか。そしてどんな未来が待っているのでしょうか。美しい日本の自然を大切に。未来もきっと、平穏でありますように。
春の気配を感じる、淡路島と鳴門海峡でした。
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コメント
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いそしずさん、こんばんは。
春の日差しを感じる淡路・鳴門の景色ですね~。
淡路や四国にはよく行っても、鳴門で降りて渦潮を見る機
会は少ないかもしれません。
有名な渦潮も、見たことがありません。
潮のタイミングがよくなくても結構渦巻いているんですね。
時間的には結構近いところなので、暖かくなったので一度いってみたいです~。
投稿: ちゅた | 2011年4月 1日 (金曜日) 23時56分
ちゅたさん、こんにちは。
鳴門の渦潮、船で見たのは初めてでした(^-^)/ 上げ潮なので、無理かなとも思いましたが、少しでも見ることができて良かったです。日本丸の観光船も面白そうなので、今度また大潮の時に訪ねれたらいいな、と思います。
渦潮を見ていた年配の人が、日本丸を見て感激して、盛んに記念撮影していました…あまり似過ぎてると、勘違いしてしまいそうですね(・・;) 少し寒かったですが、晴れてたので良かったです〜^^
投稿: いそしず | 2011年4月 4日 (月曜日) 08時48分