雪と樹氷の日本300名山「金剛山」【前編】-大阪府・奈良県-
2月13日、日曜日。3連休の最終日です。土曜日まで降り続いた雪がようやく上がって、朝から青空に恵まれました。今回は、雪の登山を楽しみに「ころぼっくる」さんの案内で大阪府と奈良県にまたがる金剛山地の主峰「金剛山」へ。日本300名山にも選ばれており、標高は1,125mです。
午前8時30分、金剛山への登山基地とも言える、金剛山登山口に到着しました。ここは千早城跡も近く、すでに多くの登山者で賑わっていて人気の高さがうかがえます。ここの標高は520m。それでは午前8時50分、金剛山へ向けて出発です。
金剛山へは千早本道を使えば1時間30分程度で到着できますが、今回は、あえて遠回りをするルートを選びました。しばらく車道を進み、この写真の地点から五條林道へ。千早峠から高谷山、中葛城山、久留野峠を経て、金剛山を目指すルートです。
←(出発地点(千早城跡の近く)から千早峠、金剛山の位置はこちら)
MAPPLE地図~別ウィンドウで開きます~
多くの登山者で賑わう千早本道とは違って、こちらは訪れる人も少なく、植林の中、静かな山道が続きます。出発から約1時間、登山道は早くもかなりの積雪量となってきました。
登山道の雪はふかふかで、足を踏み出す度に靴は埋まり、雪が周囲に散っていきます。このような雪道は初の体験。楽しさは満点です^^
そして出発から1時間40分後の午前10時30分、標高784mの千早峠に到着です。ここから、ダイヤモンドトレールと呼ばれる縦走路に入ります。
千早峠からは斜度もきつくなり、さらに高度を上げて登山道は次第に樹氷の世界へ。。。
枝に咲いた樹氷が、見事な造形を創り出していました。
積雪量も半端ではありません。道標も、ほぼ埋まって。
幹にも氷の造詣美。
見上げると、完全に氷の世界です。。。
そんな凍りついた木々の間を、静かに進みます。
★↓クリックで拡大します↓★
進むにつれて樹氷の成長の方も、だんだんと激しくなってきました。
そして午前11時10分、千早峠から40分で、高谷山に到着です。標高は934.8m。ここで、同じ関西にある300名山の六甲山や愛宕山と、ほぼ同じ高さまで上がって来ました。
その後も、起伏のある登山道が続きます。真っ白な世界に、すっかり気分は高揚。
★↓クリックで拡大します↓★
やはり自然が一番、美しいですね。。。
そして午前11時30分、中葛城山に到着しました。ここから久留野峠へ一気に下り、そして、いよいよ金剛山へと入っていきます。
-以下、後編へと続きます-
★後編はこちら★
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