厄除け祈願で賑わう神戸の厄神さん-六甲八幡神社と多井畑厄除八幡宮-
寒い日が続いています。1月18日、19日は、厄神さんの日。女性は33歳、男性は42歳が大厄。これは数え年ですので、満年齢より、プラス1歳になります。つまり、女性は今年32歳の誕生日を迎える人が、男性は今年41歳の誕生日を迎える人が大厄の年と言う訳ですね。大厄の前後の1年は前厄、後厄と呼びますので、ここは厄年が3年間も続く事になります。
こちらは神戸市灘区、JR六甲道駅から北へ数分、阪急六甲駅のすぐ近くにある六甲八幡神社です。大勢の参拝者で、参道は早くも混雑が続いていました。
境内から見ると、こんな感じ。夜店の続く参道は、人でびっしり。拝殿へは長蛇の列となっていました。厄年は、上記の他にも女性が19歳と37歳、男性が25歳と61歳(いずれも数え年)とするのが一般的です。地域によっては、女性は61歳を付け加えたりもしますので、いろいろな年齢層の人が参拝に来る事になりますね。
巫女さんの舞う拝殿へお参りして帰ります。
六甲八幡神社では、1月19日の午後10時から「湯立ての神事」も行なわれ、夜遅くまで厄除けの人で賑わいます。
★湯立ての神事はこちらをどうぞ★
六甲八幡神社の厄除祭と湯立ての神事
本年も楽しく過ごせますように。厄除けで賑わう六甲八幡神社でした。
続いてこちらは、神戸市須磨区にある多井畑(たいのはた)厄除八幡宮です。こちらも、厄除けの人で境内の外まで長い列が。。。
と思ったら、境内入口にある「加島の玉子焼」への行列でした。。。(汗) もう、どんな人気なのかと、、、知らずに並んでいたら、目の前でコケる結末になりますね^^;
気を取り直して、こちらが参道です。日本最古の厄除の霊地との案内も見えました。
こちらは1月18日から20日までの3日間、厄除の参拝者で賑わいます。訪れた日は最終日の20日でしたので、境内にも少し余裕が。
最古の案内が示す通り、こちらは西暦770年、疫病を除くために畿内10ヶ所で厄神祓を行なった地の1つです。当時の首都圏にあたる地域は「畿内」と呼ばれており、ここ須磨が西の境となっていました。周辺地域を「近畿」と呼んでいましたので、現在、関西を近畿地方とも呼ぶのはその名残なんですね。
畿内に厄が入ってくるのを防ぐために、境界となるこの地でお祓いを行なったと思われます。
お祭りムードの境内には、親子連れの方や、厄年とは無縁のような若い人の姿も多く見られました。地域に溶け込んだ厄神さん。
皆さん、健康で過ごせますように。
厄除けで賑わう、神戸の六甲八幡神社と多井畑厄除八幡宮でした。
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いそしずさん、こんばんは。
多井畑の厄神さんはよく行きますよ~。
参拝もよいですが、夜店も楽しいですね。
昨年は、加古川の宗佐厄神八幡神社にお参りしました。
あちらも夜店がたくさんで楽しかったです。
車の渋滞には閉口しましたが、多井畑もちょっぴり不便ですね。
お参りせずに画面に向かってですが、今年もいそしずさん、皆さんにとって平穏で過ごせますように…。
投稿: ちゅた | 2011年1月23日 (日曜日) 21時45分
ちゅたさん、こんにちは。
多井畑は名谷などから臨時バスの便はあるものの、いずれの駅からも遠く、少々不便な位置にありますね。いそしずは今回が初訪問でしたが、20日だったこともあってか車の渋滞も少なく、すぐに駐車場に到着出来たので良かったです^^ 六甲全山縦走路が、意外と近いんだな~と、昨年を思い出していました。
ありがとうございます。今年1年も健康で元気に過ごせたらと思います^^ ちゅた様にとっても、良い年でありますように^^
投稿: いそしず | 2011年1月25日 (火曜日) 07時44分