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2010年11月 5日 (金曜日)

2010年六甲全山縦走路全線53km (須磨浦公園-宝塚)

11月3日水曜日、文化の日の祝日です。北風が強く寒い朝となりましたが、晴天に恵まれて絶好のお出かけ日和。本日は前回、雨で途中断念した六甲全山縦走路の全線踏破を目指し、改めて須磨浦公園をスタートすることにしました。

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ということで、まだ夜も明けない午前5時すぎ、再び須磨浦公園駅にやって来ました。電車は山陽電車の車両基地のある東須磨駅始発の最初の1本が到着したばかりです。それでは前回より15分早い午前5時15分、一路53km先の宝塚を目指して出発です。

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登山を始めるとすぐに、東の空に赤みがさして来ました。

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しかし山の中は、まだ真っ暗です。ヘッドランプの明かりだけが頼り。日没後となる宝塚側でも必要となりますので予備の電池を持っておくと心強いですね。出来ればヘッドランプで遠くを照らし、別のライトで足元を照らすと、より安心して進めるのではないかと感じられました。

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そして出発から55分後の6:10、400階段下に到着です。

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登った先の横尾山(312m)から見た、見事な日の出。

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続く須磨アルプスから望む、横尾地区から妙法寺地区と高取山(右端)です。今日は快晴。静かな休日の夜明けですね。。。更に続く東山には時計が設置されているのですが、今日は電池が切れたのか4時前で止まってしまっていました。

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そして7:45、出発から2時間30分、高取山に到着しました。すっかり夜は明けて、見下ろす神戸市街地も輝きを増しています。正に目の覚めるような光景。おはようございます~^^

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鵯越駅通過は、前回とまったく同じ午前8時25分。今回の方が15分早く出発していますが、前回は少々オーバーペース気味。長距離に備えてのペース維持に努めます。

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菊水山到着は9:23、気温は6℃。寒いですが日差しは暖か。抜けるような青空が迎えてくれました。

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続く鍋蓋山。前回は雨のため誰もいない寂しい光景でしたが、今回は登山者がたくさん来ていました。晴れた秋の休日、今日の六甲山は多くの登山者で賑わいそうです。

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そして10:40、前回の中断地点、市ヶ原に到着しました。須磨浦公園からの24.5kmを5時間25分での到着です。平均速度は4.52km/h。ここから終点の宝塚までは、あと28.5km。少し休憩して摩耶山(まやさん)掬星台(きくせいだい)〔標高690m〕へ向かいます。

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摩耶山掬星台への登りは、六甲全山縦走路中でも難所の1つです。菊水山、鍋蓋山の連続登坂でいかに疲れを残さず、ここをクリアするかがポイントとなりそうです。

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コブを何個も越え、摩耶山掬星台に到着したのは11:55。お昼前に到着することが出来ました。大会本番での受付時間は12:00からで、途中の通過チェックポイントの受付時間は決まっていますので、たとえ早く着いていてもチェックはしてもらえません。

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摩耶山掬星台から三国池手前までは、まだ登坂が待ち構えていますが、苦しい登りの登山道は、それでほぼ終了。あとは六甲山上を行く車道沿いの道が大半となり、また観光施設も多く、観光気分で六甲ガーデンテラスに到着です。時刻は13:35、市ヶ原からの11.5kmを2時間55分、須磨浦公園からは36.0kmで8時間20分でした。そして、ここが六甲全山縦走を続けるかどうかの最後の判断ポイントともなります。

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六甲ガーデンテラスから先、宝塚までは残り17km。交通機関も無ければ休憩施設もほとんどなく、そしてエスケープルートもありません。下り坂は足に負担が大きいので、判断には、より注意が必要です。

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揺れるススキに、秋風を感じて。

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午後2時30分、東六甲分岐までやって来ました。

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ここから延々と続く山道を頑張ります。時間が早いおかげもあって、陽の当たる明るい山道。途中、大平山付近で少しだけ舗装道路に出る他は、同じような山道が延々と続きます。

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この区間は展望もほとんどない単調な山道ですが、途中1ヶ所だけ大きく展望の開ける場所があり、西宮から大阪方面の展望を楽しむことが出来ます。

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ここは六甲全山縦走路から少し外れた岩場の上。そのまま通過してしまいがちですが、やはり休憩は展望を楽しみながらがベストですね。ここまでの疲れも吹き飛ぶよう。

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そして16:15、出発から11時間ちょうどで塩尾寺(えんぺいじ)に到着しました。六甲全山縦走路を全線歩くのは、これが初めて。まだ明るいうちに到着できたのは、自分でも驚きです。

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夕日の残る宝塚市街地へ、本日のラストスパート。

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そして16:45、遂に宝塚のゴールに到着しました。須磨浦公園から11時間30分、平均速度は4.61km/h。最後までペースは落ちず、無事に踏破を果たすことが出来ました。大会へ向けても、いい経験となりました。

当ブログを作成する前になりますが、今から約5年前。。。1~2時間も外に出ることが出来ない状態が続きました。祭りもイベントも、とても行く事はできず、まして登山など論外でした。その頃のことを知っている方々。。。そして交流を頂いている全ての方々に、この場を借りまして、お礼を申し上げたいと思います。きっと私1人の力では、ここまで来ることはできなかったでしょう。本当にありがとうございました。たくさんの人たちと一緒に、今度は大会で、頑張りたいと思います^^

★2010年第36回六甲全山縦走大会はこちら★

2010年第36回六甲全山縦走大会-全線56km-

★六甲全山縦走コースタイム★

05:15 須磨浦公園 (0.0km)
06:10 高倉台・400階段下 (5.5km)
06:50 東山 (7.6km)
07:45 高取山(12.2km)
08:25 鵯越駅前(16.2km)
09:23 菊水山(19.5km)
10:10 鍋蓋山(21.9km)
10:40 市ヶ原(24.5km)
11:55 摩耶山掬星台(28.7km)
13:35 六甲ガーデンテラス(36.0km)
14:30 東六甲分岐(40.0km)
16:15 塩尾寺(50.0km)
16:45 宝塚(湯本台広場)(53.0km)

-踏破時間 11時間30分-

★六甲全山縦走大会の歴史関連はこちらです★

塩屋発、もう1つの六甲全山縦走路-大会の歴史を求めて-

★2010年、六甲全山縦走関連はこちらもどうぞ★

2010年、KOBE六甲全山縦走大会の申し込み

2010年六甲全山縦走路 須磨浦公園~妙法寺

六甲全山縦走路 妙法寺-菊水山-摩耶山-ガーデンテラス

六甲全山縦走路 市ヶ原-摩耶山-六甲山-宝塚

2010年六甲全山縦走路リハーサルは雨の中。。。

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コメント

踏破時間 11時間30分は凄い!

ほんま入退院を繰り返してた頃を考えれば
ビックリです!

今後も栄養ある物しっかり食べて、睡眠もたっぷり摂って、本番には更に凄い記録を期待しております。

しかし、無理してまたあの頃の体調にに戻らないように
そうなったら恨みますよ・・・(笑)

いそしずさん、こんばんは。

すばらしいタイムでの完走おめでとうございます。
一時期体調をこわされていたことは少しお聞きしていましたが、それを考えるとまさに快挙ですね。
しかもすごいタイムです。元々お体はしっかり出来ているのでしょうね。
本番は2000人の同志達と楽しく、大いに盛り上がることが出来ると思いますよ~。

いそしず様
こんばんは、初の完走おめでとうございます。9月からのトレーニングに御付き合いいただき、ありがとうございました。失礼ながら1回目の時は今回のような時間を出せる方だとは思いませんでした。

後半になって、加藤文太郎のようなペースを出されるので驚いていました。本番初参加での縦走路を楽しんで下さい。

ゲゲゲの女房の親戚さん、こんばんは。

ありがとうございます。12時間を切れたのは自分でも正直驚きでした。本番は2,000人もの参加者と一緒に歩きますので、スタート直後から渋滞は必至。。。とても今回のようなタイムではゴールできないと思いますが、完走を目標に安全第一で挑戦したいと思います。

でも、あの頃のような体調に戻る訳にはいきません。。。もし、そうなったら私も自分の体を恨みます(笑)

ちゅたさん、こんばんは。

ありがとうございます。初の全線踏破ということで気分も高揚していましたので、オーバーペースとなってバテないよう、気を遣いながらの歩行となりました。どのくらいで行けば大丈夫か、体力の限界も分かり良かったと思っています。

本番では、もう少し気楽に楽しみながら、のんびり踏破したいと思っています。大会で盛り上がれると楽しいですね^^ 体調管理には注意して、当日も安全第一で望みたいと思います。今後ともよろしくお願い致します^^

ころぼっくる様、こんばんは。

ありがとうございます。六甲全山縦走大会の存在を初めて知った時には、1日で行なう大会だとは思いませんでした(笑)1日でと知って一体どんな人たちが参加するのかと、半ば遠い世界のような話に感じていました。

もともと山歩きは好きで、小さな頃から里山を中心に(無名の山とかですが。。。)よく登ったりしていました。日本アルプスなどは遠い世界のことのようで、ほとんど何も知りません^^; 六甲山を巡っていると、高山に気持ちが寄せられるような気がするのは、加藤文太郎の魂なのでしょうか。六甲山は日本アルプスへの登竜門のような存在ですね^^

今後とも、よろしくお願い致します^^

当日は走らないでくださいね…

pax さん

ありがとうございます。コースを走ってみたことはありませんが、大会では走るのは禁止されていますね。大会でも頑張ります^^

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