2010年おのみち住吉花火まつり~愛しき尾道 しまなみ海道~
猛暑が続いていますが、8月7日は立秋。暦の上では秋です。これからの暑さは残暑ということになりますが、まだまだ本番の蒸し暑さ。そんな中、広島県の尾道市では伝統の花火大会が開かれ、多くの人出で賑わいました。
という訳で広島県は尾道市にやって来ました。尾道水道という狭い海を挟んで対岸は向島。フェリーが頻発運転で結んでいます。運賃は大人100円。自転車・バイクはわずか10円。向こうに見えている橋が有料道路の尾道大橋と本四連絡道路「しまなみ海道」の新尾道大橋です。
尾道水道に面して設けられた会場は、早くから多くの人で埋まっていました。JR尾道駅下車すぐという好立地のせいもあり続々と増えてきます。
そして海上には3隻の提灯船が現れました。『御神体みこし』を乗せた御座船と共に尾道水道を移動して行きます。この花火大会はこの地の住吉神社の祭りとして商売繁盛と海上安全を祈り江戸中期に始まったとされ、大変古い歴史があります。
提灯船は山形・鳥居・御幣の3種の形。
その歴史から西の両国花火と言われた伝統の花火は、中国地方では最大級の1万3,000発。開催時間は19:30~21:30、第1幕から第4幕に分かれ2時間に渡って続く異例のロングラン花火です。そしてラストの音楽花火は必見。
暗くなってきました。人が多いので3ヶ所に場所を移動しながら鑑賞します。それでは、おのみち住吉花火まつりの模様を連続でどうぞ。
御座船と提灯船が再び登場し、花火は一時中断します。
そして再開。 ★↓クリックで拡大します↓★
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フィナーレ第4幕は「愛しき尾道」。最終の音楽花火はベートーベンの「運命」に乗せ、花火と音楽のシンクロで会場は最高潮の熱気に。
★↓クリックで拡大します↓★
演奏終了間際は、満開のしだれ桜でフィニッシュ。周囲は拍手喝采に包まれました。
伝統の花火、尾道の花火でした★
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第39回みなとこうべ海上花火大会【2009年】
第21回なにわ淀川花火大会【2009年】
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