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2010年6月 6日 (日曜日)

廃線跡ハイキング・福知山線支線、尼崎港線

6月5日土曜日、とても良いお天気です。本日は、尼崎市にある廃線跡、通称尼崎港線を訪ねてみることにしました。尼崎港線は、かつて福知山線の支線として尼崎港へ伸びていた盲腸線です。しかしその線形は少し複雑で、尼崎駅からではなく、ひとつ北の塚口駅との間から分岐する形となっていました。

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こちらはJR尼崎駅前に掲げられている観光案内図です。東海道本線(JR神戸線)より南側は白く塗られているものの、なんと尼崎港線がそのまま残っています。今は経路変更により存在しない福知山線のカーブ部分も、そのまま。分かりやすく色を塗ってみると下記のようになります。

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赤く着色した部分が、通称尼崎港線です。青色は経路変更により廃止された旧上り線部分、緑色は同じく廃止された旧下り線部分になります。尼崎港線の廃止は1984年と実に25年以上前。修正されているとは言え、駅前の案内図に今でも残っているとは驚きました。記入している番号は、下記で紹介する目安の部分です。

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という訳で図の1番、現在線からの分岐部分です。奥が塚口駅方面、手前が尼崎駅側になります。右手のマンションは旧上り線の分岐付近に建っており、尼崎港線もその横に続いていました。このマンションには今は誰も住んでいません。。。ここは、あの事故現場。。。廃線跡の記事をここから書かねばならないことは、とても残念です。

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振り返ると南へ続く空き地が見えました。これが旧上り線。

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一方、その東側の工場敷地内にも空き地がまっすぐに伸びているのが確認できます。こちらが尼崎港線の廃線跡。今は工場敷地内のため入ることは出来ません。

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工場敷地の南側では、現在でも道路が不自然な坂道となっており、かつて、ここに踏切があったことが分かります。

※コメントを頂きましたので、後日、この写真を追加掲載いたしました。写真は訪問当時(ブログ掲載時)撮影のものです※

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しかし、そこより南側では、今度は広大な区画整理と開発のため、ほとんど面影はありません。この写真の真下付近が廃線跡。と言っても、この付近は線路を越えるために、大きな築堤が築かれていました。先の図の2番になります。正面はもうJR神戸線。ここに踏切があったのですが今は廃止となっており、替わりに地下道の建設が進んでいます。

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JR神戸線の線路を越えて、更に南へと広い空き地。この付近も、かつては大築堤となっていて、ここに尼崎港線専用の尼崎駅がありました。築堤部分は全て撤去され、まったく面影はありません。土地の売却も進んでいるようです。

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南に伸びる道路と子供達。廃線跡は道路に並行した緑色のフェンス左側の部分です。一部には簡単な建物が建てられています。

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さらに行くと、道路に挟まれた狭い敷地に家が延々と建ち並んでいる、奇妙な光景が続くようになります。これらの家々は全て、尼崎港線の廃線跡の上に建てられたもの。そのため細長い敷地に建てられた家々が一直線に続くという、妙な事になっています。

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家々が切れたところに小さな公園がありました。線路を表現したデザインが、ここが廃線跡であることを教えてくれます。

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しかしほとんど手入れがされていないのか、成長して左右からせり出す草木に線路のデザインは埋まり始めており、廃線跡の廃公園になろうとしていました。

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公園となっている部分はほんの一瞬。廃線跡は、再び建ち並ぶ住宅へと変わります。この辺りは、まだ建てられたばかりで分譲中のものも。現役時には、この付近に金楽寺駅がありました。図の3番です。

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線路跡に建てられた住宅は、その後も延々と続いていきます。

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国道2号線に面した部分は駐車場に。

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カーブする廃線跡の敷地通りに、建ち並ぶ住宅。

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阪神電車が見えてきました。廃線跡は現在変電所としてふさがれていますが、道路と一緒に、この高架の下をくぐっていました。先の図の4番地点です。

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その先では、珍しく空き地のままの廃線跡が。

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その柵に使用されていたのは、古いと思われる線路でした。これは尼崎港線のものなのでしょうか。

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国道43号線と阪神高速が見えてくると、終点まではもう少し。

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そして終点の尼崎港駅跡に到着です。ここで線路は西へとカーブ。高架下には日本通運の尼崎営業所がそのまま残っていました。(図の5番)

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西へと広がる、かつての広い構内です。そのまま公園として整備されています。尼崎港線としては、ここが終点となりますが、線路はここから更に西へ工場引込み線として続いていました。

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その工場への線路跡はこちら。

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最後に1974年、交通公社の時刻表です。1日わずか2往復。

ほとんど宅地となっていたものの、ほぼ全線に道路が並行して走り、それが独特の景観を生み出していました。変化の激しい都会にありながら、廃止から四半世紀をこえた現在に至ってもなお、痕跡をくっきりと残す尼崎港線跡でした。

★この後は引き続き、尼崎商店街を訪ねます★

尼崎中央商店街のチャリティコンサートと周辺散歩

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横浜臨港線から山下臨港線を訪ねて

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コメント

実はまだ①~②の間の道路に急に上って下る場所があります。
そこがおそらく廃線跡の盛土部分だと思われます。

phosphorusさん、こんばんは。

ありがとうございます。
確かに、不自然に上下していて、踏切の跡で間違いないと思います。
実は訪問時に、撮影はしていたのですが、
(なぜか^^;)掲載していなかったので、追加で掲載致しました。
鉄道は大好きですので、近くまたどこかを取り上げるつもりです。
今後とも、よろしくお願い致します。

追加で失礼します
旧尼崎港駅の駅名表を伊丹市の高台5丁目30で発見いたしました。
GoogleMAPのストリートビュウで確認可能です。
北から左へ曲がるカーブの北側の家です。

phosphorusさん、こんばんは。

(ストリートビューで)確認しました。
これは、すごい。本当に尼崎港駅の駅名表示板ですね!!
まさか、民家にあるとは驚きました。
あまり知られていない情報ではないでしょうか。
貴重な情報、ありがとうございました^^

お邪魔にならないよう、ぜひ見てみたいと思います~

いそしずさんお久しぶりです。
④の地点で踏み切りの跡が残っているのをご存知でしょうか(柵だけですが)?
ちなみに道路整備がされた今でも旧上り線の用地が若干残っていますよ。
ちょうど新しく整備された道路の隣です。
詳しくは潮江4丁目西交差点を少しくだった公園の横です。
この道路自体廃線のスペースを活用したものだと考えられます。

phosphorusさん、お久しぶりです。
4番地点の踏切の跡は気付きませんでした。柵だけのようですが、また確認に訪れて見たいと思います。旧上り線は確かに道路用地として転用された場所が多そうですね。尼崎駅周辺も再開発で、すっかり変わりつつありますが、少しでも名残が残ればと思います。今回は旧上り線や旧下り線などの遺構は訪ねませんでしたので、その辺りと含めて、もう一度散策すると面白そうです^^

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