衣器な店「馬木」(リトルハウスバギー)【神戸甲南本通商店街】
神戸の東灘区にある甲南本通商店街に、ちょっとオシャレなお店を見つけました。衣器な店「馬木」です。もともと、子供服を中心に扱うお店でしたが、現在は古い着物を解体して仕立て直した洋服と、店主こだわりの陶磁器を中心に、様々な雑貨、小物を扱っています。
※掲載の写真は、全て許可を得て撮影しております。複製、転載などはご遠慮下さい※
モダンな和のテイストの店内は、なかなか個性的な品揃えです。少しこの店をのぞいてみることにしました。
店舗前です。開店は11:00頃。
見上げるとこんな感じ。2階までガラス張りの店舗は商店街の中でも異彩を放つ存在です。これは、震災後に建築家ボランティアとして活動された「笹木篤」氏の建築によるもの。
店の奥から玄関をみるとこんな感じ。玄関口には様々な小物が置かれていました。奥は1段高くなっており、靴をぬいで上がることになります。靴をぬぐ店舗というのも珍しいですね。
奥は和室のような落ち着ける空間となっていました。周りには、備前焼や砥部焼などの焼物が並べられています。砥部焼は愛媛県の焼物。
そして、いろいろな小物類です。写真は着物の生地を利用して作ったうちわ。1枚の着物から作るので、運がよければ同じ着物から作った服や、その他の小物も見つかります。同じ柄で統一されていると、オシャレですよね。
こちらは、お手玉。100円です。
どんぐりを加工したもの。
そして手作りまつたけも。その出来栄えには本物の風格が・・・?こちらも100円です。
他にも、まだまだあります。中には寛永通宝を使ったものも。
引き続き、2階へと上がってみます。
上がったところはこんな感じで、いろいろな生地が置いてありました。鏡を使って店内を明るく見せる工夫をしています。この写真右手にはテーブルセットも。でも、なぜ視力検査表が・・・^^;
2階から1階は吹き抜けとなっていました。この規模の建物で吹き抜けを利用するのは珍しいですね。吹き抜け部分にもたくさんの小物が飾ってあります。ドライフラワーがたくさんありますが、ほとんどが頂いたものとのこと。
一番隅には大きな流木が飾ってありました。
そして、こんなものも。これは何でしょうか?
正解は、昔のコタツです。中で炭を燃やして暖めるようになっています。小さなテーブルに布団をかぶせ、これを中に入れて暖をとっていました。当然、一酸化炭素中毒の危険があるのでコタツの中にもぐることは出来なかったようです。このコタツでは、猫も安心して丸くなれなかった訳ですね。。。
こちらは、神戸芸工大(神戸市西区)と神戸市内の障害者作業所が企画・製作した折り紙ふうせん。干支の動物シリーズとなっています。
最後は、お店のコレクションです。昭和の年ごとに五円玉が集められていました。ご縁があるように、と来店された方に差し上げているそうです。全ての年は揃っていませんが、自分の生まれた年のものが見つかるとラッキーですね。
古い甲南本通商店街のアーケード。この甲南本通商店街の歴史や変遷についても、とても詳しくお話を聞くことができました。先のブログ記事の内容部分でも、かなりお世話になりました。ありがとうございました。この場を借りて、お礼申し上げます。
神戸市東灘区の甲南本通にある「衣器な店」。。。そこは本当に粋な店でした。個性的な商品が楽しく面白い、バギーさんのお店でした★
★お店のホームページはこちらです★
http://www.geocities.jp/i_ki_buggy/
★甲南本通商店街はこちらをどうぞ★
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