小さなカフェ「Veranda〔ヴェランダ〕」と紫雲出山〔352m〕

5月3日、GWも真っ只中の憲法記念日。今日も快晴です。先日も香川県のまんのう公園に遊びに来ましたが、今回も再び香川県へ。高速道路割引の見直しで、四国へ休日\1,000円で渡れるのは、今回が最後になるかも知れませんね。

今回の旅の目的地は荘内半島と、その中にある紫雲出山へのドライブです。途中、道の駅「ふれあいパークみの」に寄り道。香川と言えば、やっぱりさぬきうどんですね。

やはり「さぬきうどん」は最高です。かけうどんは250円、写真はそれに「ちくわ」と「たけのこ」を載せて頂きました。たけのこは50円、ちくわは100円です。計400円。それにしても、ちくわがでかい。。。^^;

荘内半島に入りました。地図で見ると、香川県の北西部に槍のように突き出た半島です。海辺の道を快適にドライブ。

道の途中に、小さなカフェがありました。山の斜面に面し、何か気になる雰囲気でしたので、ちょっと寄り道。

日曜・祝日のみのオープンです。

入口に到着しました。観覧料\700〔Drink&Cake付き〕と小さく書かれてあり、門が開いていますが、受付などはなく、人の気配はありません。

入ってすぐ右手に、美術館のような部屋がありました。ですが、ここも無人です。壁掛式のCDプレーヤーが設置されていて、音楽が静かに流れていました。

美術室を出て、奥にそのまま入って行くと、人の気配がしてきました。ここで、初めて店の人と遭遇。外で食べても、室内で自由に食べてもOKとのこと。ドリンクはメニューで選べます。海を見ながら、外で頂くことにしました。

出てきたバナナケーキとのセット。ミントのハーブと銀のフォークが添えられていました。瀬戸の海と島を眺めながら、最高の雰囲気ですね^^

室内の方も、大変良い雰囲気です。

午後の静かな時間が、凪〔な〕いだ海にとけていくよう。まるでヨーロッパ、地中海にいるのでは、と錯覚しそうな空間でした。

営業時間は日没くらいまで、とのこと。

←(カフェの位置はこちら)
MAPPLE地図～別ウィンドウで開きます～

カフェをあとに、引き続き荘内半島を進みます。この辺りは浦島太郎の伝説の地。先ほどのカフェから見えていた島、丸山島は、浦島太郎が亀を助けたところ、と言われています。ちょうど引き潮で、丸山島周辺には大きく浅瀬が広がっていました。ちらほら見えたのは、潮干狩りの人たちでしょうか。

そして半島の中で一番高い、紫雲出山〔しうでやま〕に到着。標高は352m。浦島太郎が持ち帰った宝箱から出た煙が、紫の雲となり、この山にかかったことから付いた名と言われています。

登山道沿いには、様々な川柳がありました。

八重桜の残る頂上付近の登山道。この山も、高松の屋島と同じ溶岩台地の地形となっており、頂上に近付くほど平坦で、瀬戸の島々を望む快適な散歩道となっていました。

そして山頂に到着です。

夕日100選に選ばれている山ですが、日没にはまだ早め。それでも塩飽〔しわく〕諸島の眺めは素晴らしいものでした。

反対側を望むと、今、通ってきた丸山島付近の海岸線が見えました。一番右下で、陸と繋がりかけている島が丸山島です。先ほどのカフェも、あの近くですね。紫雲出山の頂上付近には桜の木がたくさん植えられていて、千本桜の名所としたい考えのようです。4月は、とても美しい光景となっていたのではないでしょうか。

本日の高速道路は大混雑となり、各地で大きな渋滞が発生していましたが、そんな事も関係なく、まったりした休日を楽しめた四国、香川県の旅。荘内半島でした。

★香川の話題はこちらもどうぞ★

春らんまんフェスタ　～国営讃岐まんのう公園～

ブログトップページはこちら