3D映画新時代到来 ~アバター【3D】は満員御礼~
昨年末から公開中のアバターが大変な人気です。
立体映像での映画は、かなり以前から存在していたのですが、技術が進んだこともあってか、どうやら本格的な3D時代の幕開けと言える状況になったようです。2010年、立体映像元年となるか。最新の立体映画を、体験してみることにしました。
ということで大阪の箕面です。正面が千里中央方面。ここに「109シネマズ箕面」という映画館があります。
実は3D映画と言っても、主に4つの方式に分かれていて、今回上映中のアバターは、映画館によって3Dの方式が違います。
【※4つの3D方式の違いについては、後日特集します※】
そんな中でも、大迫力の3D方式として知られるIMAX3Dでの上映は、全国でわずか4館しかありません。関西ではここ「109シネマズ箕面」が唯一とあって、超がつく人気ぶりとなっているようです。
という訳でIMAX3Dのアバターは、字幕・吹替えを問わず1日中ほとんど満席の状態となっていました。お昼の時点で、すでに午後5時まで満席の表示が。20:30開始の分のみ、わずかに空席が残る状況・・・夜まで待つと言っても、時間がありすぎですが。。。
109シネマズ箕面は巨大ショッピングモール、箕面マーケットパーク・ヴィソラの一角にあります。2003年の10月にグランドオープンした施設で、地下鉄御堂筋線に直通する北大阪急行、千里中央駅からシャトルバスも運行。その千里中央から鉄道を延伸し、ここに「新箕面駅(仮称)」をつくる構想もあるようです。
ということで、長い時間が経って・・・夜になりました。
IMAX3Dの鑑賞料金は大人1人2,200円。通常は1,800円ですので400円増しと少々高めの設定となっています。各種割引などの設定もなく、通常20時以降の最終回はレイトショー割引として通常は1,200円となるのですが、IMAX3Dは昼と同じ2,200円のまま。割引適用がある場合と比べると割高に感じてしまいます。
そして、これがIMAX3D用のメガネです。入口で受け取り、出口で返却します。立体視用のメガネは偏光フィルター式のため軽く、長時間かけていても、あまり違和感を感じません。
そして、その3D映像は素晴らしいの一言でした。画面が非常に明るいので、偏光フィルターのメガネをかけても、全然暗くは感じません。IMAX方式は非常に大きく迫力のある映像を投影ができることが特徴で、スクリーンも巨大。その分3Dの効果も満点です。
映画アバターの非常に美しい映像世界。。。そこに自分が入り込んだような錯覚を覚えます。立体視映像に違和感はなく、自然な風景として見える様は、まさに新次元の体感。そして人も風景も自然に見える分、より感情移入しやすく感動も大きくなりそうですね。特に、目が疲れたりするようなことはなく、最後まで自然に楽しめました。切り替わりが多く、展開の早いシーンより、風景そのものや背景などをゆっくり、長く見せる映像に効果が大きいようです。
映画の内容も、3D映画にとても合っていて面白く、大変良かったと思います。そのうち通常の画面で見るのが、もの足りなくなる日が来るのでしょうか。テレビの普及により映画館は厳しい時代を迎えましたが、再び3Dで復興しそうな気配。先日3Dのテレビも発表されましたし、これからは3Dでの競争が進みそう。
IMAX3D初体験の映画アバター鑑賞でした。
←(109シネマズ箕面の位置はこちら)
MAPPLE地図~別ウィンドウで開きます~
★補足★
IMAX3Dでの上映は現在のところ、神奈川県の川崎、埼玉県の菖蒲、愛知県の名古屋、そして大阪府の箕面の4館のみです。その他の立体映画は主に「Real D」「XpanD」「Dolby 3D」で、それぞれ一長一短があるようです。方式の違いによる感想を、また後日まとめたいと思います。(いそしず)
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