神戸長田神社の宵宮祭と周辺散歩
朝から雷雨の土曜日。午後から天気は回復傾向でしたが、晴れたり曇ったりと不安定な天気です。10月17日~19日は神戸市長田区の長田神社で長田祭があり、17日は宵宮祭の日でした。
長田の駅前にある古い石碑です。
商店街には「ブラザーソース」と「ばらソース」が置かれていました。お好み焼き(もしくはそば焼き)に、とんかつに。神戸でこのソースを忘れる訳にはいきません。ご存知ない方は、ぜひ一度ご賞味を。
長田神社は神戸西半分の産土(うぶすな)神で、祭神は事代主神。
神域は上写真のように、船の形をしています。(分かりやすいように、敢えて境内案内図を横向きに掲載しています。舳先が右[北]になります) これは、事代主神が、神功皇后の船を守った言い伝えから来ていると言われています。
七五三詣りの文字も見える境内は、落ち着いた雰囲気。
少ないながらも、夜店も出ていました。
長田神社のすぐ横を流れる苅藻川です。イチョウが少しずつ色付いてきました。この木は市民の木に指定されています。
周囲は、神戸らしい落ち着いた住宅街です。
こちらは長田神社近くの街路樹にて。文言が愉快です。
そして、長田神社南の新湊川です。
旧湊川が氾濫を繰り返していたので、明治34年に人工的に付け替えられました。現在はコンクリートで深く囲まれているものの、川底を歩けるようになっています。
新湊川トンネルです。会下山公園の下を通過しています。このトンネルは平成12年に拡幅、改築されたものですが、明治34年当時の湊川隧道も並行して保存されており、明治時代の河川トンネルとして貴重な遺構となっています。
トンネルの上にある会下山公園より。すっかり夜になり夜景が輝いてきました。この会下山には楠木正成が本陣を置いたことで知られていますが、古く(西暦750年頃)は法隆寺の領地で宇奈五丘(うなごおか)と呼ばれていたそうです。
その会下山公園です。秋の夜、誰もいない公園は静寂と寂しさが漂います。西洋風で華やかな都心に目が行きがちな神戸ですが、歴史ある一面も垣間見ることのできる、長田神社周辺でした。
★追記です★
翌18日の例祭の様子です。午前10時から行なわれました。
長田神社の神輿です。長田区の各地区の持ち回りで、10年に1度程のペースで担当していましたが、最近は担ぎ手が不足し、神輿が出せない年が続いています。
長田神社の楠(クスノキ)です。幹まわり6m20cm、樹高は22mで市の天然記念物に指定されています。
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