姫路ゆかたまつり開催 夜店の数は日本一
2009年の夏至は6月21日、一年で昼が一番長い日です。梅雨らしい天候で、局所的に大雨となっている所もあるようですが、蒸し暑い夜となっています。そんな中、姫路市では今日まで、この時期恒例のゆかたまつりが開催されました。今年は6月22日と23日の2日間でした。
以前は3日間の開催でしたが、暴走族対策のために2日間に短縮されています。姫路駅から姫路城への大通りと、西側に広がる路地にまで、広い範囲にびっしりと夜店が並ぶさまは壮観で、夜店の数は、西日本一とも日本一とも言われています。
裏路地も、ほとんど歩行者天国。夜店の列が続きます。
普通のビルの谷間も、今日は夜店の交差点に変身。
ゆかたまつりは、長壁神社が由来となっています。長壁神社は姫路城内に地主の神としてまつられ、武家の者しか参拝できなかったそうです。それを当時の姫路城主、榊原政岑(まさみね)が庶民も参拝できるよう、城内から移設。その遷座祭に着て行く服のなかった人々が、ゆかたを着て行ったのが始まりとされる、姫路市伝統の祭りです。期間中は、ゆかた姿の人なら各種割引サービスや特典が受けられます。
長壁神社方面へ向かう、西二階町の商店街入口です。姫路城の南西にあります。商店街の中まで、夜店で埋まっていました。
商店街の中も、祭りのムードが漂います。
その長壁神社は、小さな路地の片隅にありました。
市の中心部のビルの谷間に、わずかな敷地があるだけです。
神社前の路上には、浴衣姿の親子のタイルが埋められてありました。
梅雨時期の開催のため、雨にたたられやすい祭りですが、この2日間も蒸し暑く、降ったり止んだりの空となりました。しかし、多くの夜店の並ぶ中、大勢の人が浴衣で歩くこの祭りは、訪れる夏を感じさせてくれるには十分のものでした。
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