四国ドライブ 宇和海と宇和島天赦園
翌日4月19日(日)は、逆ルートで国道56号線を宇和島へ。今日も、天気に恵まれ海がきれいです。旧北宇和郡津島町付近の漁港で一休み。
宇和島まで走って、天赦園へ。天赦園は宇和島藩を治めた伊達家が築いた庭園で、国の名勝に指定されています。入口には伊達家の家紋が。
宇和島は仙台の伊達政宗の長男、秀宗が1614年に入封して以来、代々伊達家が幕末まで治めたため、東北地方とのつながりが深く、伝統・風習も東北地方と共通のものが見られます。また方言の南予弁は、西日本では珍しい東京型アクセントとなっていて、このあたりも伊達家とつながりがありそうです。
鬼が城連山(1151m)を借景とした庭園は、大きな池を中心に配置されており、ちょうど藤が見頃を迎えていました。藤が多いのは、藤原家と縁が深かったためと言われています。また園内には竹も多く、これは伊達家の家紋(竹)に由来しています。
天赦園からの帰りは、引き続き国道56号線を西予、宇和方面へ。
途中の法華津峠手前で、再び宇和海が見渡せました。山の斜面にみかん畑が広がる典型的な愛媛の風景です。
みかん山に数多く使われている簡易索道がありました。みかん山モノレールと呼びたくなる施設です。乗り心地はいかに。
帰りの瀬戸大橋は、車が多過ぎて渋滞気味。60km/h以上で走れない状態で、値下げ効果は抜群のようでした。山陽道も赤穂IC付近を始めとして、断続的に渋滞。高速1,000円は確かに地方に恩恵をもたらしているようです。しかし、値下げの期間が切れる2年後以降は一体どうするのでしょうか。すんなり元に戻せるとは思えません。地方の反発は必至のような気がします。しかし、フェリーや鉄道は?
渋滞はともかく、何とも先行き心配な感じがしてしまう、高速1,000円長距離ドライブでした。
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